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Mistress of Madderlea [Historical]

Miss Sophia Roswell と Miss Charlotte Hundon は、いとこ同士の仲良しです。Sophia は、両親を亡くした後、伯爵である父方の伯父 に引き取ら幸せに暮らしていましたが、その伯父夫妻も事故で亡くなってしまいます。 その後、母方の伯母の Charlotte の母親夫妻の家に引き取られました。

子供が無かった 伯父の伯爵から莫大な遺産を相続した Sophia が、誠実な男性と結婚できるようにと Charlotte の父は、今年 ロンドンの社交シーズンで花婿探しをすることを決めました。しかし、Charlotte の母の持病が思わしくなく同行できません。相応しい chaperon をと考えた末、お年で目も耳も遠い Lady Fitzpatric に頼みました。ロンドンについた、Sophia と Charlotte を温かく迎えてくれた Lady Fitzpatric ですが、なんと二人を取り違えて覚えてしまい、社交界のそう紹介してしまいます。

Mistress of Madderlea: AND The Wolfe's Mate (Regency Lords and Ladies Collection)

Mistress of Madderlea: AND The Wolfe's Mate (Regency Lords and Ladies Collection)

  • 作者: Mary Nichols
  • 出版社/メーカー: Mills & Boon
  • 発売日: 2006/05/05
  • メディア: ペーパーバック


Richard, Viscount Brayblooke は、この前まではしがない将校でしたが、祖父である公爵の跡取りが無くなったため、突如 跡取りになりました。祖父からは、早く結婚して跡継ぎをと勧められ、公爵夫人になるのが夢だった伯母は自分の娘を Richard の花嫁にと気合を入れています。従姉妹のことは嫌いではありませんが、赤ちゃんのころから知っている彼女を未来の妻とはとても考えられません。なんとか、自分で相応しい花嫁を見つけようと考えていました。

親友とどんな女性がよいか と冗談交じりに多額の持参金持ちなら、財産目当てで無いと思われるのでより好ましい と言ったのが、「お金持ち」の女性で無ければダメ と社交界中に広まってしまいます。社交界は、Richardが莫大な持参金を持つ Miss Charlotte Roswell を花嫁候補と考えていると思い込みますが.....

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評価:B

Mary Nichols の本は初めてですが、可も無く不可も無く 普通に面白かったです。
私の好みとはちょっと違いましたが、このお話が好きな方も多いと思います。
タグ:Regency [N]
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