Claiming the Duchess：Hisa's book review：SSブログ

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Claiming the Duchess　[Historical] [編集]

Clarissa, the Duchess of Lexingtonは、夫に顧みられない結婚生活を
おくっています。17歳の時に4歳の息子のいる公爵と結婚し、その後は
子供よいうより弟に近い息子のChristianを育て、今は青年になったChristianの
よき理解者です。

ハウスパーティの招待客Mr. James Kingston がClarissaは気になり
心が通じるものを感じますが、特にMr. Kingston と話を交わすこともなく
パーティーは終わります。

その後Miss Julia Kirklandから、パーティの時にアジサイの花のところで
出会った人が忘れられないため、その人の思い出としてアジサイを
譲ってほしいと手紙がきたことから、Miss Kirklandとの文通が始まり
二人は友人となります。

数年後、未亡人となり服喪期間が明けたClarissaは、ハウスパーティを
開き、一度も会ったことのない友人のMiss Kirklandを招待します。

Claiming the Duchess: Fitzhugh Trilogy Book 0.5

出版社/メーカー: Sherry Thomas
発売日: 2014/04/10
メディア: Kindle版

Mr. James Kingston と Miss Julia Kirkland　イニシアルが同じ
カンの良い人なら気づくと思いますが、この二人は同一人物です。

実は、ヒーローの方もヒロインに一目ぼれだったのですね。
ヒーローは寂しく暮らしているヒロインを励ましたい、心にかけている人が
いることを知って欲しいことから、いらぬ憶測を呼ばないよう女性名義で
ヒロインと文通をしていたのでした。

ヒロインはそのことに全く気が付いていないのですが.....

数十ページの短編で、シリーズFitzhugh Trilogy のスピンオフです。
Beguiling the Beauty のヒーローの義母がClarissaです。

あとがきによると作者は、母語が英語でないそうですが、
私には読んでいて判りませんでした。