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Convincing Alex [Contemporary]

昼メロの脚本家の Beth は、取材のために hooker (街娼というのかな? 街角で客を引いて売春している女性) のフリして ニューヨークの街角に立っていました。本物の hooker の Rosarie が、Beth の態度に不審なものを感じて声をかけてきたため、怪しまれないように 二人連れの男に声をかけたところ、なんと二人は警察官で売春容疑でRosarie ともども逮捕されてしまいます。

Alex Stanislaski は、街角で客引きしていた二人連れの hooker を逮捕したつもりでした。ところが、一人は取材していただけと主張して 身元引受人としてテレビ局の人間の名前を挙げました。身元が保証されて Beth は釈放されましたが、Alex に取材の申し込みをしたいと言い出しました。自分のタイプじゃないさ と思う Alex ですが、なぜかBeth のことが気になって仕方がありません。
Falling For Rachel & Convincing Alex: Falling For Rachel\Convincing Alex (Stanislaski Stories)

Falling For Rachel & Convincing Alex: Falling For Rachel\Convincing Alex (Stanislaski Stories)

  • 作者: Nora Roberts
  • 出版社/メーカー: Silhouette
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: ペーパーバック

評価:B

Alexは、これまで女性とは楽しいひと時をすごしすことはあっても、真剣に先を考えたことはありません。警察官という職業がら、家族をもつということが考えられなかったのです。そんな彼が、Beth のことを思い 自分の気持ちに正直になっていく様子に好感がもてました。Beth は、私にはちょっと理解できない人でした。

後半 慌しく 話をまとめてしまったように感じますが、Stanislaski 一家のあたらかな団欒や一族の結束の強さは、これまでの作品同様に良く描かれています。

次の作品は、Waiting for Nick 、本作で Falling for Rachel のヒーロー Zack の弟の Nick に淡い恋心を寄せる Freddy(Taming Natasha のヒーローの連れ子) の様子が描かれていますから、この二人のロマンスなのでしょうね。楽しみです。

Nora Roberts の The Stanislaski の4作目、「この愛は終わらない」 という邦題で、以前ハーレクイン社から出版されましたが現在は古書での取り扱いになっていると思います。原書でしたら、このシリーズは 2作ずつ1冊の本で再販されています。
2011.3現在、翻訳は3作目まで再販されていますので、この本そしてこの先も再版されるかもしれません。

スタニスラスキー〈1〉月が微笑む夜に (MIRA文庫)

スタニスラスキー〈1〉月が微笑む夜に (MIRA文庫)

  • 作者: ノーラ ロバーツ
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 文庫



スタニスラスキー〈2〉レディーを誘惑 (MIRA文庫)

スタニスラスキー〈2〉レディーを誘惑 (MIRA文庫)

  • 作者: ノーラ ロバーツ
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 文庫



スタニスラスキー〈3〉レイチェルに夢中 (MIRA文庫)

スタニスラスキー〈3〉レイチェルに夢中 (MIRA文庫)

  • 作者: ノーラ ロバーツ
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 文庫


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