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Three Nights of Sin [Historical]

London 1825
Marietta Winters は、途方にくれていた。弟 Kenneth が、殺人犯として逮捕、投獄され、頼みの兄 Mark は酒びたり。社交界は一家を見放して助けになりそうな人は誰も居ません。彼女は、Gabriel Noble に弟の無実を証明して欲しいと頼みに行きました。Gabriel への支払いは、彼女が3つ彼の言うことを聞くこと。

Marietta の依頼を引き受けた Gabriel は、売り子や娼婦に変装させた彼女をつれて ロンドンの裏町で捜査を始めました。

Three Nights of Sin

Three Nights of Sin

  • 作者: Anne Mallory
  • 出版社/メーカー: Avon
  • 発売日: 2008/05/01
  • メディア: マスマーケット

タイトルから想像がつくとおり、Marietta が 3回 Gabriel と寝るというのが支払い です。お話は、真犯人を追求するための捜査と、Gabriel がMariettaを誘惑する 二人の関係が進む様子が平行して語られます。中盤までヒロインの視点でのみで語られるので、ヒーローがどんな人なのか何を考えているのかが分からず その面でドキドキしながら読み進むことになります。また、ヒーローに気の無いヒロインをその気にさせる という展開なので、Sensuality は高めです。

心情が切々と語られるタイプのお話ではなく、推理を楽しむタイプのようです。通常の推理物に加えてロマンス分があるため展開が遅く感じられました。また、ロマンスを楽しむことを期待していると、推理に食われた分薄味と感じます。このあたりは、好みが分かれると思います。

評価: C

2011.2現在、甘い囁きは罪な夜に というタイトルで翻訳されています。
タグ:Regency [M]
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