To Taste Temptation [Historical]
Elizabeth Hoyt の新作 Legend of the Four Soldiers の1作目です。相変わらず時代考証を無視した表紙で、内表紙を見てきゃ~でした。(あんな絵を楽しみにしている人もいるのかな?)
1764年 9月 London
植民地アメリカ ボストンから貿易商の Samuel Hartley は、ある目的の為に妹 Rebecca を伴ってロンドンにやってきた。その目的とは 6年前に Spinner's Falls で起きた第28連隊がインデアンに待ち伏せされ壊滅させられた件の調査。そのために、第28連隊の隊長でその時に死亡した Captain Reynaud の妹 Lady Emeline の隣の家に落ち着きました。
とある集まりで、 Samuel は Emeline を紹介してもらい、Rebecca がイングランド社交界に出るための手伝いをお願いすると言う名目で次第に親しく付き合うようになっていきました。
伯爵令嬢にして男爵未亡人で男爵の母である Emeline と、植民地の貿易商の Samuel には未来が無いことは、二人とも良く承知していますが それでも強く惹かれあっていきます。
Prince シリーズ同様に、各章の冒頭には おとぎ話があり、今回は、Iron Heart というお話で本編とリンクしながら両方の話が進んでいきます。
少々設定に好みでないところがありましたが、読みやすく楽しいお話でした。第28連隊が壊滅した謎についての謎解きについては、シリーズの最後まで引っ張りますが おまけみたいな物でだと思います。兄、夫、父を短期間のうちに失い喪失感にさいなまれる Emeline と、第28連隊壊滅時の悪夢に苦しむ Samuel の心情を読むお話です。
個人的な好みでは、同じく男性の方が身分が低い設定の The Leopard Prince より良かったです。
評価:B
1764年 9月 London
植民地アメリカ ボストンから貿易商の Samuel Hartley は、ある目的の為に妹 Rebecca を伴ってロンドンにやってきた。その目的とは 6年前に Spinner's Falls で起きた第28連隊がインデアンに待ち伏せされ壊滅させられた件の調査。そのために、第28連隊の隊長でその時に死亡した Captain Reynaud の妹 Lady Emeline の隣の家に落ち着きました。
とある集まりで、 Samuel は Emeline を紹介してもらい、Rebecca がイングランド社交界に出るための手伝いをお願いすると言う名目で次第に親しく付き合うようになっていきました。
伯爵令嬢にして男爵未亡人で男爵の母である Emeline と、植民地の貿易商の Samuel には未来が無いことは、二人とも良く承知していますが それでも強く惹かれあっていきます。
To Taste Temptation (The Legend of the Four Soldiers)
- 作者: Elizabeth Hoyt
- 出版社/メーカー: Forever
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: マスマーケット
Prince シリーズ同様に、各章の冒頭には おとぎ話があり、今回は、Iron Heart というお話で本編とリンクしながら両方の話が進んでいきます。
少々設定に好みでないところがありましたが、読みやすく楽しいお話でした。第28連隊が壊滅した謎についての謎解きについては、シリーズの最後まで引っ張りますが おまけみたいな物でだと思います。兄、夫、父を短期間のうちに失い喪失感にさいなまれる Emeline と、第28連隊壊滅時の悪夢に苦しむ Samuel の心情を読むお話です。
個人的な好みでは、同じく男性の方が身分が低い設定の The Leopard Prince より良かったです。
評価:B
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