The Rake's Mistress [Historical]
仕事から帰る途中の Miss Rebecca Raleigh が乗った馬車に半裸の紳士が突如乗り込んできました。友達と悪ふざけしているうちに半裸で逃げ出すハメになった、Load Stephan Kestrel でした。Rebecca は、寒空に震えている Stephan に上着を貸し屋敷まで送り届けることにしました。
Stephan の屋敷につくとなんと、普通なら出かけていない時間にもかかわらず Stephan の兄の
Lord Lucas Kestrel が待ち受けていました。Rebecca の乗った馬車の紋章 Archangel Club (娼館)を見た Lucas は、Stephan がそこに行って Rebecca と遊び大枚を巻き上げられたと思い込み、彼女と話をつけようとします。
ガラス細工職人だという Rebecca のことを、始めは信じなかった Lucas ですが、襟元の詰まった地味な服、仕事のために固く荒れた手をみて 自分の間違いに気づきます。そして、Rebecca の上着を返しに彼女の工房を訪れた Lucas は、Midwinter のスパイが使っていた ガラス細工と同じものを見つけます。
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評価:C
Nicola Cornick の The Bluestocking Brides Trilogy は読書会の秘密というシリーズで翻訳されており3冊すべて翻訳されています。小さな村 Midwinter にフランスのスパイが潜むという情報を得たヒーロー達が、スパイ探しをする過程で実は花嫁を見つけるという流れです。本作は3作目、邦題は「求婚のゆくえ」です。
前作から出ているスパイが使っているガラス細工がこの本で大きく絡んできますが、公爵の弟と職人って組み合わせは少々無理があるような..... ということを気にしてはダメかもしれません。
未解決だったネタを1冊で解決するには少々ページ数が少なかったみたいで、終盤かなり駆け足でした。犯人は概ね予想の範囲内で、なんだか少々あっけない幕切れのため物足りない感じがします。ヒーローもヒロインも互いに事情があるとはいえ大事なことを隠したままでおり、それが元で仲が進んでは振り出しに とういパターンが好きでないこともあって、評価が低くなっていますが、お好きな方も多いお話と思います。
私が持っている本は、2008年に Mills & Boon の100周年記念本で、Mills & Boonから出版されたハーレクインヒストリカルの2作目と3作目の合本です。となると1作目が気になりますが、原書も、翻訳も絶版のようです.... ってことは、あまり人気がないのかなぁ....と諦めることにします。(^^ゞ
1作目
2作目
Stephan の屋敷につくとなんと、普通なら出かけていない時間にもかかわらず Stephan の兄の
Lord Lucas Kestrel が待ち受けていました。Rebecca の乗った馬車の紋章 Archangel Club (娼館)を見た Lucas は、Stephan がそこに行って Rebecca と遊び大枚を巻き上げられたと思い込み、彼女と話をつけようとします。
The Rake's Mistress: AND One Night of Scandal (Regency Lords and Ladies Collection)
- 作者: Nicola Cornick
- 出版社/メーカー: M & B
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: ペーパーバック
ガラス細工職人だという Rebecca のことを、始めは信じなかった Lucas ですが、襟元の詰まった地味な服、仕事のために固く荒れた手をみて 自分の間違いに気づきます。そして、Rebecca の上着を返しに彼女の工房を訪れた Lucas は、Midwinter のスパイが使っていた ガラス細工と同じものを見つけます。
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評価:C
Nicola Cornick の The Bluestocking Brides Trilogy は読書会の秘密というシリーズで翻訳されており3冊すべて翻訳されています。小さな村 Midwinter にフランスのスパイが潜むという情報を得たヒーロー達が、スパイ探しをする過程で実は花嫁を見つけるという流れです。本作は3作目、邦題は「求婚のゆくえ」です。
前作から出ているスパイが使っているガラス細工がこの本で大きく絡んできますが、公爵の弟と職人って組み合わせは少々無理があるような..... ということを気にしてはダメかもしれません。
未解決だったネタを1冊で解決するには少々ページ数が少なかったみたいで、終盤かなり駆け足でした。犯人は概ね予想の範囲内で、なんだか少々あっけない幕切れのため物足りない感じがします。ヒーローもヒロインも互いに事情があるとはいえ大事なことを隠したままでおり、それが元で仲が進んでは振り出しに とういパターンが好きでないこともあって、評価が低くなっていますが、お好きな方も多いお話と思います。
私が持っている本は、2008年に Mills & Boon の100周年記念本で、Mills & Boonから出版されたハーレクインヒストリカルの2作目と3作目の合本です。となると1作目が気になりますが、原書も、翻訳も絶版のようです.... ってことは、あまり人気がないのかなぁ....と諦めることにします。(^^ゞ
求婚のゆくえ―読書会の秘密〈3〉 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
- 作者: ニコラ コーニック
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
1作目
名うての貴族―読書会の秘密〈1〉 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
- 作者: ニコラ コーニック
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/04
- メディア: 新書
2作目
魅惑の一夜―読書会の秘密〈2〉 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
- 作者: ニコラ コーニック
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
タグ:Regency
2009-08-08 18:22
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