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Simply Magic [Historical]

Simply シリーズ3作目がなかなか翻訳されませんね.... 2作目までの翻訳の評判が良いみたいなので、そろそろ出てもおかしくないと思っています。

ヒロインは、女学校の先生 Miss. Susanna Osbourne
ヒーローは、Peter Edgeworth、The Viscount of Whitleaf
A Summer to Remember(忘れえぬ夏を捧げて) の Lauren の従兄弟ですね。(ちょっとしか出てきませんが.....)

Susanna は、休暇を元同僚の Frances, Lady Edgecombe(Simply Unforgettableのヒロイン)の所で過ごしていました。孤児で帰る家の無い彼女にとって夢のような楽しい時間した。彼の名前を聞いて、過去の忌まわしい記憶が蘇るまでは.....
Simply Magic (Dell Historical Romance)

Simply Magic (Dell Historical Romance)

  • 作者: Mary Balogh
  • 出版社/メーカー: Dell
  • 発売日: 2008/02/26
  • メディア: マスマーケット

3歳で爵位を継いだPeter は、周囲の大人に見守られ自分では何もせずにコレまで暮らしており、自分の屋敷には滅多にもどらずロンドンや友人の家で過していました。もう、25歳なのだから支配的な母や姉たちの管理から抜け出したいと思いながらも、取立てなにをするでもなく過ごしています。ある日、友人に誘われ Lord Edgecombe を訪問したときに、Susanna を一目見た彼は、彼女だ! と心に閃きます。

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評価:B

とてもよかったのですが、前作の Simply Love が非常に良かったので、どうしてもそれと比較してしまいます。

Peter が少しずつ自立への道を進む様子と Susanna の過去の出来事が絡み合いながらお話が進んでいきます。出だしは二人の関係があまり進まず展開が遅いように感じますが、中盤に差し掛かかると俄然 先が知りたくなり読むスピードがあがりました。二人が乗り越えなければならないヒロインの過去の出来事がかなり重いことなので、かなり泣けるお話です。

前作、Simply Love と丁度時間が重なる部分が多く、前作の Susanna のあの台詞の裏にはこんなことがあったのね。という楽しみも有りました。(休暇というのが、前作のヒロインとヒーローが出会ったのと同じなのです。)


ただ会いたくて (ヴィレッジブックス)

ただ会いたくて (ヴィレッジブックス)

  • 作者: メアリ ・バログ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2009/09/19
  • メディア: 文庫

一作目 Simply forgettable
ただ忘れられなくて (ヴィレッジブックス)

ただ忘れられなくて (ヴィレッジブックス)

  • 作者: メアリ バログ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 文庫

二作目 Simply Love
ただ愛しくて (ヴィレッジブックス F ハ 11-2)

ただ愛しくて (ヴィレッジブックス F ハ 11-2)

  • 作者: メアリ・バログ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 文庫


タグ:Regency [B]
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