Mine Till Midnight [Historical]
London 1848 Autumn --- Amelia Hathaway の兄は、思いかげず遠縁から爵位(荒れ放題の屋敷と領地付き) を相続しました。相続しても維持できないと 反対する Amelia に、しょう紅熱で婚約者を失い 半ば自暴自棄な 兄は、これ以上の不幸はあるはずが無いと爵位を相続します。ある夜、お金を持ち出して出かけた兄を探しに出かけた Amelia は、賭博所 Jenner's のマネージャ Cam Rohan と出会います。
Amelia を一目見たときから惹かれるものを感じる Cam ですが、アイルランド人の父と ロマの母の間に生まれ、少年のころから イングランド人社会で暮らしている自分がどこにも属さない孤独な人間であることを よく承知しています。そんな自分が、貴族の令嬢(たとえ最近なっただけ かつ貧乏でも)とつりあうわけが無いと 自分に言い聞かせます。
評価:B
WallFlower Quartet の3作目 "Devil In Winter(冬空に舞う堕天使と)" に脇役として登場したCam Rohan がヒーローです。 特に、"Devil In Winter" を読んでいなくても分からないことはありませんが、読んでおいたほうが楽しめるでしょう。
シリーズの一作目で、ヒーロー、ヒロイン以外の登場人物 以外の描写も丁寧です。 なので、本筋のロマンスが薄味に感じられました。邦題は「夜色の愛につつまれて」。
<ヒロイン一家>
しょう紅熱にかかった婚約者を献身的に看護したのに助けられず自暴自棄な行動を繰り返す兄 Leo
しょう紅熱で死線をさまよい助かったものの まだ健康とはいえない妹 Win
姉妹一の美人で裕福な夫を捕まえなくてはと思う妹 Poppy
原因不明な衝動的な問題行動を抱える末の妹 Beatrix
そして、幼い時にヒロイン一家に命を救われ、そのまま召使とも家族とも付かない立場で暮らしている ロマの青年 Merripen
Win と Merripen の話が、Seduce Me at Sunrise、Poppy の話が、Tempt Me at Twilight と シリーズは Hathaway家の兄妹のお話です。2作目で、Leo のお相手になりそうな女性が登場し、Leoも大分立ち直りを見せ、ますます、続きが楽しみです。
実は1年前に読んでいるので、今回は再読です。このシリーズは1作目と2作目で一つの話になっているので、続けて読んだ方がより楽しめると思いました。2作目もそのうち翻訳されると思うので、2作目を読む前にザッとでも目を通しておいた方がより楽しめると思います。
翻訳はこちら
二作目 Win と Merripen
三作目 Poppy とHathaway家の定宿のオーナー Mr. Harry Rutledge
四作目 Leo と一家のgoverness Miss. Catherin Marks
五作目 Beatrix のお話
Amelia を一目見たときから惹かれるものを感じる Cam ですが、アイルランド人の父と ロマの母の間に生まれ、少年のころから イングランド人社会で暮らしている自分がどこにも属さない孤独な人間であることを よく承知しています。そんな自分が、貴族の令嬢(たとえ最近なっただけ かつ貧乏でも)とつりあうわけが無いと 自分に言い聞かせます。
評価:B
WallFlower Quartet の3作目 "Devil In Winter(冬空に舞う堕天使と)" に脇役として登場したCam Rohan がヒーローです。 特に、"Devil In Winter" を読んでいなくても分からないことはありませんが、読んでおいたほうが楽しめるでしょう。
シリーズの一作目で、ヒーロー、ヒロイン以外の登場人物 以外の描写も丁寧です。 なので、本筋のロマンスが薄味に感じられました。邦題は「夜色の愛につつまれて」。
<ヒロイン一家>
しょう紅熱にかかった婚約者を献身的に看護したのに助けられず自暴自棄な行動を繰り返す兄 Leo
しょう紅熱で死線をさまよい助かったものの まだ健康とはいえない妹 Win
姉妹一の美人で裕福な夫を捕まえなくてはと思う妹 Poppy
原因不明な衝動的な問題行動を抱える末の妹 Beatrix
そして、幼い時にヒロイン一家に命を救われ、そのまま召使とも家族とも付かない立場で暮らしている ロマの青年 Merripen
Win と Merripen の話が、Seduce Me at Sunrise、Poppy の話が、Tempt Me at Twilight と シリーズは Hathaway家の兄妹のお話です。2作目で、Leo のお相手になりそうな女性が登場し、Leoも大分立ち直りを見せ、ますます、続きが楽しみです。
実は1年前に読んでいるので、今回は再読です。このシリーズは1作目と2作目で一つの話になっているので、続けて読んだ方がより楽しめると思いました。2作目もそのうち翻訳されると思うので、2作目を読む前にザッとでも目を通しておいた方がより楽しめると思います。
翻訳はこちら
二作目 Win と Merripen
Seduce Me at Sunrise (The Hathaways)
- 作者: Lisa Kleypas
- 出版社/メーカー: St Martins Mass Market Paper
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: マスマーケット
三作目 Poppy とHathaway家の定宿のオーナー Mr. Harry Rutledge
四作目 Leo と一家のgoverness Miss. Catherin Marks
Married by Morning (Hathaways)
- 作者: Lisa Kleypas
- 出版社/メーカー: St Martins Mass Market Paper
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: マスマーケット
五作目 Beatrix のお話
Love in the Afternoon (Hathaways)
- 作者: Lisa Kleypas
- 出版社/メーカー: St Martins Mass Market Paper
- 発売日: 2010/06/29
- メディア: マスマーケット
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