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A Mistletoe Masquerade [Historical]

1816年 12月12日 ----伯爵令嬢 Lady Rowan Chilcourt は、親友の Miss Penelope Maylin の縁談の相手を聞いて驚きました。the Earl of Danescroft の前妻は、使用人用の階段から転落して事故死しましたがその死にEarlが関係しているのではないかとの、噂が絶えませんでした。物静かで自分の考えを口にしないPenelopeは、両親が乗り気のこの縁談に気が進みませんが断ることができません。クリスマスのハウスパーティでお見合いすることになっていると聞いたRowanは、Penelopeの小間使いMiss Daisy Lawrence としてハウスパーティに同行し縁談を壊すことを思いつきます。

Lucas Dacre, Viscount Stoneley は、親友のWill(he Earl of Danescroft)がMiss Penelope Maylinと結婚しようと考えているのが気に入りません。Penelope の義母は社交界での悪評が高いLady Maylin です。でも、Willはこれまで会ったPenelopeの印象から自分の娘の母親として相応しいと言います。Lucasは、自分がValetとしてハウスパーティに同行してPenelope がどんな女性か見極めると言いだしました。

Together by Christmas: The Unmasking of Lady Loveless\Christmas Reunion\A Mistletoe Masquerade (Harlequin Romance)

Together by Christmas: The Unmasking of Lady Loveless\Christmas Reunion\A Mistletoe Masquerade (Harlequin Romance)

  • 作者: Nicola Cornick
  • 出版社/メーカー: Harlequin
  • 発売日: 2009/10/13
  • メディア: マスマーケット


評価:B
Louise Allen の本で「魅惑の舞踏会」というタイトルで、クリスマス・ストーリー2009に収録されています。
縁談をぶち壊そうとする二人が、いろいろ画策するうちに恋に落ちるという王道とも言えるストーリーです。意外性はありませんが、互いに惹かれあいながらも身分違いで結ばれることはないと苦しむ様子が良く描かれています。親友の縁談を壊すって目的は忘れられているようですが……

ネタばれになりますが、最後に一夜の思い出をと二人はRowanの部屋で一緒にすごします。RowanがLucasを誘うときに”I have no experience, but it is possible, is it not, to make love without ……. that?” ラブシーンでも、そういった描写はない(と思う)。 朝、自室に戻るLucasにRowanが今晩も会いたいと言うとLucasは"Do you think I am made of iron?"本来の身分に戻ったあとで、Rowanは”Could you perhaps completely ruin me?” とLucasを誘うようなことを言っていることから、二人は行くところまではいかなかったと思うのですが、翻訳を読まれた方のBlogで関係をもったと書かれているのを見かけました。うーん、私が良く読めていないのか? ちょっと気になっています。
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