SSブログ

The Inconvenient Duchess [Historical]

Marcus Radwell, Duke of Haughleigh は、母親に病状が思わしくないと
屋敷に呼び戻されます。いつもの仮病であろうとは思うものの、帰宅
したところ、今回は余命いくばくもない状況でした。

母親からいつもの説教「結婚して後継ぎをもうける」をいつものごとく
聞き流していたMarcus ですが、いつになく熱心な母親の様子に
不信感を抱きます。

ほどなく母親が亡くなり、弟のLord St Jhonと二人で屋敷にいるところへ
Lady Mirandaと名乗る若い女性が付き添いもなく訪ねてきました。
彼女は、公爵未亡人を訪ねてきたのですが、すでに亡くなっており
未婚の男性の家を一人で訪ね、かつその家に宿泊したらば
彼女の評判は台無しになってしまいます。

Marcus は、醜聞を避けるために彼女と結婚することを決めます。

Mills & Boon : The Inconvenient Duchess

Mills & Boon : The Inconvenient Duchess

  • 出版社/メーカー: Mills & Boon Historical
  • 発売日: 2014/01/01
  • メディア: Kindle版


Marcus は、Mirandaの秘密を探るため結婚後すぐにロンドンへ
向かいあっさり秘密を知ることとなりました。
(ここを変に引っ張らなかったのはよかったと思います。)

屋敷を好きなように切り盛りして良いとMarcus に任された
Mirandaは、公爵未亡人が病になってから家政婦が好き放題に
仕切って機能不全に陥っていた公爵の屋敷の立て直しを図り
少しずつ成果を上げていきます。

Marcus に屋敷を追い出されたLord St Jhonは、Marcus の不在を
知ると早速屋敷に引き返してきて、何くれとMirandaの世話を焼き
彼女の信頼を勝ち得ていきますが、それにはある目的があったのでした。

Lady Mirandaと呼ばれているため、伯爵家以上の家柄なのかと
思ったら、これは自称でした。(^^ゞ 父親がSir Anthonyなので
准男爵かKnightの家柄で、どう考えても公爵夫人にはふさわしい
身分ではありませんでした。

どうして彼女が公爵家の屋敷に単身来た理由の説明はありますが
納得できるかは人によりそうです。
公爵と弟の関係はうまくいっていませんが、その原因は
ありがちな理由だったのでちょっとポイントが下がります。

同じ本がハーレクイン社からも出版されており
現時点ではどちらもKindke版は無料です。

The Inconvenient Duchess (Harlequin Historical)

The Inconvenient Duchess (Harlequin Historical)

  • 出版社/メーカー: Harlequin Historical
  • 発売日: 2013/04/01
  • メディア: Kindle版


翻訳もされていました。
たぶん内容確認のために読むことはしないと思います。

シンデレラと不機嫌な公爵 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

シンデレラと不機嫌な公爵 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • メディア: Kindle版



タグ:England Regency [M]
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0