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A Brazen Curiosity [Mystery]

--- 翻訳「公爵さまが、あやしいです」の宣伝文より引用 ---

19世紀英国。幼い頃に両親を亡くしたベアトリス嬢は、叔母の家に身を寄せる居候。内気で読書好きな性格も災いして、すっかり婚期を逃していた。だからその日も、肩身の狭いハウスパーティーが一刻も早く終わることを願っていたのに、事件は起こってしまった。頭部を殴打された男性の死体を図書室で発見してしまったばかりか、そこであろうことか公爵と鉢合わせ。彼は頭脳明晰で美しいけれど、とても高慢な人物だ。案の定ベアトリスを体よく現場から追い出し、「男性は自殺だった」と嘘を吹聴した。公爵さまが犯人だからなの? しかし嘘の真意を知ったベアトリスは公爵と協力して事件の真相を探ることに。誰にも注目されずに情報を集められる冴えない令嬢と、絶対的な発言権をもつ公爵――身分違いの凸凹バディの運命は!?



A Brazen Curiosity: A Regency Cozy Historical Murder Mystery (Beatrice Hyde-Clare Mysteries Book 1) (English Edition)

A Brazen Curiosity: A Regency Cozy Historical Murder Mystery (Beatrice Hyde-Clare Mysteries Book 1) (English Edition)

  • 作者: Messina, Lynn
  • 出版社/メーカー: Potatoworks Press
  • 発売日: 2018/08/06
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited で読みました

ジャケ買いならぬ、ジャケ読みした本です。
書店で似たような設定の本があるなと、手に取った「公爵さまが、あやしいです 行き遅れ令嬢の事件簿」読んでみたら、この本でした! 翻訳で読めばよかった と思いつつ読み始めてしまったので最後まで原書を読みました。

ミステリーを読み慣れていないからか、私の語彙が貧相だからか、知らない&意味の理解があいまいな語彙が頻出で読むのに時間がかかりました。インテリなヒロインと博識な公爵の設定のようで、文学作品を元にして婉曲的な台詞らしきものは、そもそも元ネタ知らないか知っていても日本語で覚えていて英語では?だし で苦戦しました。

語彙については、例えば期読本では殺人事件の死体はbodyとしている本が多かったのですが、この本ではcorpseでした。 ミステリー用語?というか専門用語が多いのかも?

半分過ぎたころから読み易くなってきたのですが、読んでいるうちにある程度語彙を覚えられたのか?、作者の肩の力が抜けて凝った言い回しが減ったのか? どちらかはよくわかりません。

コージーミステリーなので事件のトリックや動機などは、ある意味素直であっと驚く展開という本ではありません。19世紀のイングランドの上流社会の雰囲気の中で、行き遅れの老嬢(といっても26歳)と男前で独身の公爵(32歳)のコンビが事件を追う様子が楽しめます。

ヒストリカルロマンスのファンの方は楽しく読めると思います。その際には翻訳をお勧めします!
Kindle Unlimited で読める以外に原書を選択する理由はないと思います (;^_^A

原作は11巻まで出ていて、現在すべてKindle Unlimited で読めます。
語彙の補強を兼ねて続けて2作目を読むつもりですが、根気が続くかしら?



公爵さまが、あやしいです 行き遅れ令嬢の事件簿 (コージーブックス)

公爵さまが、あやしいです 行き遅れ令嬢の事件簿 (コージーブックス)

  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2023/02/09
  • メディア: Kindle版



タグ:Mystery England
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