A Mistletoe Promise [Historical]
バースの女子学校の教師Miss. Frances Littleworth 26歳は、今年のクリスマスを一人で学校で過ごすことになりました。ある雪の夜に学校を訪ねてきた紳士が玄関先で倒れ込みそのまま寝込んでしい、Frances は彼を看病します。
その紳士、Mr Percy Tivertonは回復すると、この女子学校の教師募集の新聞広告を見て応募してきたと言い出します。しかし、推薦状がないためその能力をはかるため、まずは試用期間を経てから本採用することになりました。
そして、雪でどこへも行かれない学校で二人きり(この時代なので召使はいますよ)でクリスマス休暇を過ごすうちに次第に惹かれ合うようになっていきます。
Kindle Unlimited で読みました。
The Wishing Well SeriesとWishing Well Seminaryの間をつなぐ作品
The Wishing Well Seriesは、バースの寄宿舎付き女子学校の生徒たちがヒロイン
Wishing Well Seminary、バースの寄宿舎付き女子学校の先生がヒロイン
ヒロインは女子学校の校長代理を務めるMiss Frances Littleworth 26歳、茶色の髪。ヒーローはMr Percy Tivertonとヒロインに名乗りましたが、実はHalsford伯爵家の跡取りで なんとか子爵のタイトル持ち 金髪にヘーゼルの瞳、ヒロインより2歳?年下
前半は2人きりで過ごすクリスマスの準備、雪が解けて近所のクリスマスパーティに行ったり、散歩をしたりと、ゆったりと二人で休暇を楽しむ様子が描かれます。
そして、Percy の正体が誰なのかFrances にバレてからが第二部で舞台はロンドンに移ります。ここから先は割とありきたりな展開で、少々ご都合主義でしたがクリスマス物ですし 有りかと思います。
以降、思い切りネタバレ
ヒロインの境遇
男爵家の娘の母親が学校経営者の労働者階級の父親と駆け落ち婚、幸せに暮らしていたのですが、ある日父親が家族を捨てて出奔してしまう。すべてに無気力になった母親が亡くなり、弟のために家庭教師として働く日々を送っていました。ところが、勤務先の屋敷の大学生の息子にキスされたことをとがめられ紹介状もそれまで働いた給金も無しで追い出されてしまいます。
バースの女子学校の教員募集で紹介状無にもかかわらず採用された恩を感じています。
必死にお金を貯めて大学生の弟に送金しているのですが、悪い友人とつるんで浪費生活を送っていることに胸を痛めています。
ヒーローの境遇
画才に恵まれた彼は絵を描いて生活したいと願うのですが、伯爵家の跡取りがそんな下賤な仕事をすることはならない。と画材一式を父親に処分され、ケンブリッジ大学の法科に入学します。
その後、父親に伯爵家あってのお前であり、画才を使って一人で生活していくことなどできない と言われ、それならとだたの、Mr, Tivertontonとしてバースの女子学校のの美術教師の職に応募してきたのでした。
ここは私にはちょっとダメな点、親が決めた幼馴染の婚約者がいること..
ヒーローの助言でヒロインは没交渉になっている母方の親族(エキセントリックな大叔母)に連絡したことで、不詳の弟の監督をする人ができ、彼女自身もロンドンでのシーズンを経験したり、父親は出奔したのではなくアメリカでの戦争に行ってかの地で戦死していたことなどが明らかになります。
クリスマス物らいしい、このソフィ・ラポルトにしてはフツーのロマンスでした
その紳士、Mr Percy Tivertonは回復すると、この女子学校の教師募集の新聞広告を見て応募してきたと言い出します。しかし、推薦状がないためその能力をはかるため、まずは試用期間を経てから本採用することになりました。
そして、雪でどこへも行かれない学校で二人きり(この時代なので召使はいますよ)でクリスマス休暇を過ごすうちに次第に惹かれ合うようになっていきます。
A Mistletoe Promise: A Christmas Wishing Well Novella (The Wishing Well Series)
- 作者: Laporte, Sofi
- 出版社/メーカー: Sofi Laporte
- 発売日: 2022/02/02
- メディア: ペーパーバック
Kindle Unlimited で読みました。
The Wishing Well SeriesとWishing Well Seminaryの間をつなぐ作品
The Wishing Well Seriesは、バースの寄宿舎付き女子学校の生徒たちがヒロイン
Wishing Well Seminary、バースの寄宿舎付き女子学校の先生がヒロイン
ヒロインは女子学校の校長代理を務めるMiss Frances Littleworth 26歳、茶色の髪。ヒーローはMr Percy Tivertonとヒロインに名乗りましたが、実はHalsford伯爵家の跡取りで なんとか子爵のタイトル持ち 金髪にヘーゼルの瞳、ヒロインより2歳?年下
前半は2人きりで過ごすクリスマスの準備、雪が解けて近所のクリスマスパーティに行ったり、散歩をしたりと、ゆったりと二人で休暇を楽しむ様子が描かれます。
そして、Percy の正体が誰なのかFrances にバレてからが第二部で舞台はロンドンに移ります。ここから先は割とありきたりな展開で、少々ご都合主義でしたがクリスマス物ですし 有りかと思います。
以降、思い切りネタバレ
ヒロインの境遇
男爵家の娘の母親が学校経営者の労働者階級の父親と駆け落ち婚、幸せに暮らしていたのですが、ある日父親が家族を捨てて出奔してしまう。すべてに無気力になった母親が亡くなり、弟のために家庭教師として働く日々を送っていました。ところが、勤務先の屋敷の大学生の息子にキスされたことをとがめられ紹介状もそれまで働いた給金も無しで追い出されてしまいます。
バースの女子学校の教員募集で紹介状無にもかかわらず採用された恩を感じています。
必死にお金を貯めて大学生の弟に送金しているのですが、悪い友人とつるんで浪費生活を送っていることに胸を痛めています。
ヒーローの境遇
画才に恵まれた彼は絵を描いて生活したいと願うのですが、伯爵家の跡取りがそんな下賤な仕事をすることはならない。と画材一式を父親に処分され、ケンブリッジ大学の法科に入学します。
その後、父親に伯爵家あってのお前であり、画才を使って一人で生活していくことなどできない と言われ、それならとだたの、Mr, Tivertontonとしてバースの女子学校のの美術教師の職に応募してきたのでした。
ここは私にはちょっとダメな点、親が決めた幼馴染の婚約者がいること..
ヒーローの助言でヒロインは没交渉になっている母方の親族(エキセントリックな大叔母)に連絡したことで、不詳の弟の監督をする人ができ、彼女自身もロンドンでのシーズンを経験したり、父親は出奔したのではなくアメリカでの戦争に行ってかの地で戦死していたことなどが明らかになります。
クリスマス物らいしい、このソフィ・ラポルトにしてはフツーのロマンスでした
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