The Bromance Book Club [Contemporary]
ナッシュビルのスター野球選手Gavin Scottの結婚生活は問題を抱えている。これまでも上手くいっていないことに気付いていたのだが、ある夜に最後の一押しがあった。それは妻のTheaが結婚以来、夜の生活で感じている振りをしていたことに気が付いたGavin の彼女に対しての行動だった。
その後、Theaから離婚を持ち出されたGavin はTheaを失うかもしれない恐怖にかられ友人に相談したところBromance Book Clubへの入会を勧められる。
※Bromance Book Clubとは、女性との良い関係を築くためにロマンス小説を参考にしている男性達の読書会
君の現在の状況に似ているからと勧められたリージェンシーロマンスCourting the Countessを読み、会員たちのアドバイスを受けながらTheaの信用と愛を取り戻そうと奮闘する
評判が良くて、Bromance Book Clubの設定がツボって購入！
プロ野球選手がヒーローは初めてかも
Gavin は有名なスター選手ですが女性とお付き合いした経験が少なく、なにかとTheaの気持ちを逆なでしたり、余計なことを言うのに肝心なことは言わなかったりと ヘタレ？なタイプ。
スポーツができる男性はティーンのころからモテると思うのですがGavinに彼女が出来たのは大学生の時とかなり遅い上に、初めての彼女にベッドでつまらない男のリストのトップに載せられそれが公開されたトラウマ経験あり
今もラブラブの両親のような家庭を理想として、そのような家庭をと思ってはいてもそも行動がTheaには上っ面に見え、それがに見限られる一因に
Theaの両親は出来ちゃった結婚（shotgun wedding）で、父親は親になる準備もできず、生まれてからも良き父になる気もない状態でした。あろうことか、Theaのことをshotgun と呼んでた！ 10歳くらいで意味を知った時のTheaの絶望を思うと涙が出ます。Theaは自分の父親とGavinを重ねがち
母親も育児放棄気味で、Theaと妹のLivはほとんど祖母に育てられました。姉妹二人は普通以上に強い絆で結ばれていますが、外から見ると互いに少々依存傾向が強い。
そんな二人は知り合ってすぐ互いのことを良く知る前に「できちゃった婚」
2人の間には双子の女の子がいます。Gavinが遠征中にTheaがワンオペで育児を頑張り、Gavinのチームメイトのパートナーの会では有望選手のGavinを引っかけて妊娠、大学を中退して結婚した女と嫌味を言われるなど、割と散々な生活です。
Gavinは、結婚生活に何か問題があると気がついてはいるものの、自分はTheaを愛しているし、家にいる時は良きパパとして娘たちに頼られているからと、それに目をつぶって自身のキャリアを優先していました。
2人とも子供が出来たから自分と結婚したのでは？ という不安が心の奥にあるようです。そして、二人とも自分の心を傷つけた大きな出来事や要因を相手に正直に打ち明けていません。
そこで、リージェンシーロマンスCourting the Countessの出番！
社交界で伯爵を罠にかけて結婚に持ち込んだと噂される伯爵夫人と夫の伯爵がギクシャクしている結婚生活を何とかしようと伯爵が頑張る展開。
軽い吃音があるためか言葉に詰まりがちなGavinが、自分の言いたいことを表しているヒーローの台詞をパクったり、ヒロインの心情を読んでTheaの思いを想像したり（でも見当違いなこともままある(w ）
Courting the Countessの部分は読まなくてもストーリーがわからないことはありません。リージェンシーロマンスに慣れていない方はサクッと流し読みでも大丈夫です。（この部分は本筋とは文体も語彙も違うため読みにくく感じる人も多いと思います）じっくり読めばGavinが参考書としてどの部分をどう活用したのかが楽しめます。
その後、Theaから離婚を持ち出されたGavin はTheaを失うかもしれない恐怖にかられ友人に相談したところBromance Book Clubへの入会を勧められる。
※Bromance Book Clubとは、女性との良い関係を築くためにロマンス小説を参考にしている男性達の読書会
君の現在の状況に似ているからと勧められたリージェンシーロマンスCourting the Countessを読み、会員たちのアドバイスを受けながらTheaの信用と愛を取り戻そうと奮闘する
- 作者: Kay Adams, Lyssa
- 出版社/メーカー: Headline Eternal
- 発売日: 2019/11/05
- メディア: Kindle版
評判が良くて、Bromance Book Clubの設定がツボって購入！
プロ野球選手がヒーローは初めてかも
Gavin は有名なスター選手ですが女性とお付き合いした経験が少なく、なにかとTheaの気持ちを逆なでしたり、余計なことを言うのに肝心なことは言わなかったりと ヘタレ？なタイプ。
スポーツができる男性はティーンのころからモテると思うのですがGavinに彼女が出来たのは大学生の時とかなり遅い上に、初めての彼女にベッドでつまらない男のリストのトップに載せられそれが公開されたトラウマ経験あり
今もラブラブの両親のような家庭を理想として、そのような家庭をと思ってはいてもそも行動がTheaには上っ面に見え、それがに見限られる一因に
Theaの両親は出来ちゃった結婚（shotgun wedding）で、父親は親になる準備もできず、生まれてからも良き父になる気もない状態でした。あろうことか、Theaのことをshotgun と呼んでた！ 10歳くらいで意味を知った時のTheaの絶望を思うと涙が出ます。Theaは自分の父親とGavinを重ねがち
母親も育児放棄気味で、Theaと妹のLivはほとんど祖母に育てられました。姉妹二人は普通以上に強い絆で結ばれていますが、外から見ると互いに少々依存傾向が強い。
そんな二人は知り合ってすぐ互いのことを良く知る前に「できちゃった婚」
2人の間には双子の女の子がいます。Gavinが遠征中にTheaがワンオペで育児を頑張り、Gavinのチームメイトのパートナーの会では有望選手のGavinを引っかけて妊娠、大学を中退して結婚した女と嫌味を言われるなど、割と散々な生活です。
Gavinは、結婚生活に何か問題があると気がついてはいるものの、自分はTheaを愛しているし、家にいる時は良きパパとして娘たちに頼られているからと、それに目をつぶって自身のキャリアを優先していました。
2人とも子供が出来たから自分と結婚したのでは？ という不安が心の奥にあるようです。そして、二人とも自分の心を傷つけた大きな出来事や要因を相手に正直に打ち明けていません。
そこで、リージェンシーロマンスCourting the Countessの出番！
社交界で伯爵を罠にかけて結婚に持ち込んだと噂される伯爵夫人と夫の伯爵がギクシャクしている結婚生活を何とかしようと伯爵が頑張る展開。
軽い吃音があるためか言葉に詰まりがちなGavinが、自分の言いたいことを表しているヒーローの台詞をパクったり、ヒロインの心情を読んでTheaの思いを想像したり（でも見当違いなこともままある(w ）
Courting the Countessの部分は読まなくてもストーリーがわからないことはありません。リージェンシーロマンスに慣れていない方はサクッと流し読みでも大丈夫です。（この部分は本筋とは文体も語彙も違うため読みにくく感じる人も多いと思います）じっくり読めばGavinが参考書としてどの部分をどう活用したのかが楽しめます。
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