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The Winter Lodge [Contemporary]

現代 アメリカ
パン屋を切り盛りしている Jenny Majesky は、ある晩 眠れないため、自宅を離れパン屋に向かいました。警察署長 の Rourke McKnight は、その晩 火事の発生通報を受けて愕然とした。 Jenny の家だ!燃え盛る家を目の前にして呆然と、数年間彼女を避けていたことを激しく後悔する彼の耳に、住人が見つからないとの報告が飛び込んできた。 ためらうことなくJenny の名前を叫びながら家に入った彼に、消防士が家の中には誰もいない可能性が高いので家をでるように促します。

パン屋! と思い至った Rourke は、パン屋で数年ぶりに Jenny に再会する。
The Winter Lodge (Lakeside Chronicles)

The Winter Lodge (Lakeside Chronicles)

  • 作者: Susan Wiggs
  • 出版社/メーカー: Mira
  • 発売日: 2007/02/01
  • メディア: マスマーケット


上院議員の息子Rourke とパン屋の娘しかも 父親が知れない私生児の Jenny 、Rourke の父親のお抱え運転手の息子で Rourke の親友の Joey は、ティーンのころに出会いました。Jenny とRourke は、一目で惹かれあいますが、Jenny は、上流出身の少年とは未来がないと考え、Rourke は、親友 Joey も Jenny に惹かれているのを感じ、 互いに気持ちを伝えないまま時が過ぎていきます。

この3人の間にあった過去の出来事のために、Jenny と Rourke は互いに避けるようにして暮らしてきました。 Jenny と Rourkeの関係が現在と過去を行き来きしながら語られるなか、Jenny の親友Nina の娘Sonnet とその友達の生活、Jennyが小さいころ出奔して行方不明の母親が若かったころのの行動、Jenny が寄稿しているコラムの記事 が所々に挟まれるなど、いろいろな話が絡み合い繋がってストーリーが流れていきます。

Lakeshore Chronicles の二作目 邦題「あの頃、憧れは遠くに」です。一作目「あの夏、湖面にまばゆく 」の重大なネタばれ(Jennyが本当は誰であるのか?)があるので、順番に読んだ方が良いと思います。図書館で適当に借りたためシリーズの2作目とは知らずこの本から読んでしまいました。Susan Wiggs の本は初めてですが、そんなに読みにくくはありませんでした。私が読んだPBの文字が小さめできっちり詰まっているため、人によってはこれが読みにくさに繋がると思います。

各章の冒頭のJennyのレシピがとても美味しそうで、読んでいるとお腹がすきます。

評価:B

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