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A Christmas Kiss [Historical]

Reginald Winder と James Everard は、友人の Geoffrey Carbery の家に滞在していました。ところが、ホストの Geoffrey は、governess の Miss Evalyn Pennington を見かけると二人をほったらかし 彼女を追い回し始めました。所在無く、暖炉の前で ブランデーを飲む二人の耳に、何かが落ちる音が聞こえてきました。落ちたものは、なんと Geoffrey で Evalyn が付きまとう彼を追い払おうとして地図帳で殴ったことが原因でした。

このことが、Geoffrey の母親の知るところとなり、Evalyn は息子をたぶらかしたとして 紹介状なしで即刻首になってしまいます。Evalyn に同情した Reginald と James はなんとか彼女にちゃんとした勤め先を紹介しようを知恵を絞った結果、いいことを思いつきます。

このクリスマスにJames の父 the Earl of Gyllford は、地所にもどってパーティを開くことになっています。そこには、叔母のLady Steeleも来ることになっており、彼女に Evalyn を紹介すればきっと気に入るに違いない、そして いい勤め先を紹介してもらえるだろう。

A Christmas Kiss and Winter Wonderland (Signet Regency Romance)

A Christmas Kiss and Winter Wonderland (Signet Regency Romance)

  • 作者: Elizabeth Mansfield
  • 出版社/メーカー: Signet
  • 発売日: 2005/11/01
  • メディア: ペーパーバック

the Earl of Gyllford と Lady Steeleは、James からクリスマス パーティに若い女性を招待したいと書かれた手紙を受け取ります。James が結婚する気になり、二人に紹介するためにお相手を連れてくると思い込んでしまいます。

the Earl of Gyllfordは成人した息子がいるとはいえ、結婚が早かったため40代です。再婚するつもりはありませんでしたが、息子が連れてきたEvalyn にどうしようもなく惹かれてしまいます。息子の意中の人に惹かれる自己嫌悪とEvalyn に思わずキスをしたときに、彼女が抵抗しなかったことから一体Evalyn はどういう女性なのかと悩みます。

Evalyn は、James の叔母Lady Steeleがいい仕事を紹介してくれるかもと言われてきたものの、一番いい部屋をあてがわれ丁重にもてなされることが不思議でなりません。Lady Steeleもいつまでたっても仕事の話を出してきません。the Earl of Gyllfordの行動も自分に気があるように見えてなんだか変です。自分は本当に仕事を紹介してもらえるのだろうか? と悩みます。

評価:B

そんなに意外性のある物語ではありませんが、クリスマスものらしく 安心して楽しめるお話です。
ヒーロー、ヒロイン以外のカップルも誕生して、全体的にめでたしめでたし です。
この本には、もう一つ Winter Wonderland というお話がはいていて、おそらく Signet Regency Romance の再販ものなのでしょう。今風の熱々のラブシーンなどはありません。
タグ:Regency christmas
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