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Summer at Willow Lake [Contemporary]

Olivia Bellamy は、旗ざおにぶら下がっていました。引っかかった旗を取ろうとはしごをかけて上ったものの、はしごが倒れてしまい降りれなくなってしまったのです。そんなとき、ハーレーに乗った男性が現れ、助けてくれました。その男性は、Olivia の初恋の人で苦い思い出とともに分かれた Conner Davis でした。

Conner は、新しい依頼主のところへハーレーで向かっていました。閉鎖された町のキャンプ地 Camp Kioga を所有するBellamy 一族のだれかが、キャンプの再開させるための工事を依頼してきたのです。Camp Kioga についた Conner は、旗ざおにぶら下がる女性を見つけて、無事におろしてやりました。 スタイルがよく美人の彼女が、昔のgirlfriend Lloly であることに気づきました。

Summer At Willow Lake (Lakeside Chronicles)

Summer At Willow Lake (Lakeside Chronicles)

  • 作者: Susan Wiggs
  • 出版社/メーカー: Mira
  • 発売日: 2006/08/01
  • メディア: マスマーケット


9年前の Olivia は、Lloy とみんなから呼ばれる 太目でめがねの ルックスいまいちな女の子でした。祖父母が経営する Camp Kioga で、奨学生として参加していた Conner Davis と知り合いました。両親の不仲や離婚の問題でのストレスから過食に走る Lloy、過度なアルコール摂取が止められない父親がいる Conner 、初対面の印象は最悪でしたが、す少しずつ互いを知るうちに心を通わせていきます。

9年前に何かがあって惹かれあいながらも分かれてしまった二人のお話です。

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評価 B

Lakeshore Chronicles の1作目のため、登場人物の説明 この先の巻の伏線など盛りだくさん、つまり主役二人以外のお話がかなりの部分を占めています。人間ドラマとして面白いのですが、二人のロマンスと思うとちょと物足りないです。

Olivia と Conner の9年ぶりの再会のシーンからいきなり回想シーンになり、その後も時代が行きつ戻りつしながら300Pくらいしないと最初のシーンの続きになりません。じっくりと Lakeshore Chronicles に出てくる人々の人間模様を楽しみながら読む本です。

また、Bellamy 一族はそれぞれに問題を抱えているのですが、この中で解決されるのは Olivia と Conner の問題だけで、その他は先の巻に持ち越されます。この本を読んで気がついたのですが、2作目の The Winter Lodge を先に読むと盛大にネタバレしてしまいます。ただ、Summer at Willow Lake は500P以上もあり読むのが大変なので、いわゆるWomens Fiction はちょっとと思う人は、少々分かりにくいことに目をつぶって ロマンス度の高い The Winter Lodge だけ読んでもいいかもしれません。

翻訳はこちら

あの夏、湖面にまばゆく (MIRA文庫)

あの夏、湖面にまばゆく (MIRA文庫)

  • 作者: スーザン・ウィッグス
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: 文庫


二作目

The Winter Lodge (Lakeshore Chronicles)

The Winter Lodge (Lakeshore Chronicles)

  • 作者: Susan Wiggs
  • 出版社/メーカー: Mira
  • 発売日: 2010/01/01
  • メディア: マスマーケット


三作目

Dockside (The Lakeshore Chronicles)

Dockside (The Lakeshore Chronicles)

  • 作者: Susan Wiggs
  • 出版社/メーカー: Mira
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: マスマーケット


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