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The Innocent Imposter [Historical]

Amazon Japan のブックデータより ----

言語学者のマシュー・ホリングトンにはペネロープとアーサの二人の娘がいる。派手好きな姉は、貴族と結婚したあと田舎に帰ろうともしなかった。父の留守中、その姉が突然やって来てアーサに突飛な頼みごとをする。夫が出張の間、自分の身代わりとして目の不自由な姑を欺き、実家で過ごしてほしいというのだ。強引な姉に説得され、渋々出かけた先でアーサは又もや面倒に巻きこまれる。窮地に立った身内の婚約者という二重の役を演じる羽目になってしまったのだ。
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94. The Innocent Imposter (The Eternal Collection) (English Edition)

94. The Innocent Imposter (The Eternal Collection) (English Edition)

  • 出版社/メーカー: Barbara Cartland Ebooks ltd
  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: Kindle版


ビクトリア時代のお話なので、この時代の貴族社会のお約束を知らないと
登場人物の行動が「えぇ!!!!」なことばかりです。

ヒロインの既婚の姉が、夫の海外出張中に恋人と楽しく過ごしたり
ヒロインを既婚者と思っているヒーローが寝室に押しかけて迫ったり

現代だと、なにやっているんだー と非難されますよね。

この時代、結婚は家と家の契約なので、恋愛感情は無いのが普通
ラブラブでアツアツの夫婦は野暮だくらいの意識。
夫や妻に恥をかかせないように注意すれば互いに恋人を作ってもOK
なんだそうです。

独身男性が既婚女性とお遊びのように関係をもつのも割と普通
でも、独身女性は男性と噂になるだけでもダメ
このため、若い女の子は身分があって財産もあれば相手がだれでも結婚して
それから恋愛を楽しも~ と考えていたり

このお約束的なところが気に入らない方は読まない方がよいかと

ロマンスの大御所的なBarbara Cartland が大人気なのはなぜかなぁ~
と思っていたのですが、今回初めて読んでみて判りました。

とても平易な英語でかかれているんです。
さして英語ができるわけでもない私でもすっと頭に入ってきます。
読みやすくて、ボーっと読んでいても読み落としもないし
スイスイよんで あぁ ヒロインが幸せになって良かった~ 
と終わる本かな。


偽りの貴婦人 (バーバラ・カートランドロマンス)

偽りの貴婦人 (バーバラ・カートランドロマンス)

  • 作者: バーバラ カートランド
  • 出版社/メーカー: サンリオ
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 新書



偽りの貴婦人 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)

偽りの貴婦人 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)

  • 作者: 小林 博美
  • 出版社/メーカー: 宙出版
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: コミック



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