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Marry in Scarlet [Historical]

the Duke of Everingham は、Lady Rose Rutherfordとの結婚式の最中に彼女が既婚者で有ると判明して結婚がご破算になってしまいました。多額の持参金があり身分のつり合いが良かったRoseの代りに、その叔母(といっても、年齢、持参金ともにRoseと変わらない)のLady Georgiana Rutherfordとの結婚をすすめられます。

Lady Georgiana Rutherfordは、親族の主のような大叔母に公爵との縁談を強く勧められます。自由に気ままに生きたい彼女は、本音を言うと傲慢な公爵が好きではないし、そんな堅苦しい家には嫁に行きたくありません。

Georeは、子供のころ育った農場で飼っていた牝馬を近所の屋敷にどこかの紳士が連れてきた素晴らしい牡馬に内緒でこっそり種付けさせて、生ませた馬を持っています。父馬に似て立派に育ったその馬に彼女がハイドパークで騎乗しているのを見た公爵は、その馬に一目惚れして欲しくなってしまいます。 が、Georeは売る気は一切ないとにべもありません。

「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」ではなく、「馬を得ようとするなら、主を得よ」と考えた公爵は猛然とGeoreに求婚し始めます


Marry in Scarlet (Marriage of Convenience Book 4) (English Edition)

Marry in Scarlet (Marriage of Convenience Book 4) (English Edition)

  • 作者: Gracie, Anne
  • 出版社/メーカー: Berkley
  • 発売日: 2020/05/26
  • メディア: Kindle版


随分前に読んだのですが、感想を書き忘れていたので思い出しながら
記憶が曖昧なところが多いような....
Marriage of Convenience の4作目、1作目は「魔法のキスは銀の瞳の伯爵と」

互いにそんなに好きではないけれど、結婚した二人が徐々に夫婦になっていくお話
馬が欲しいからヒロインと結婚するヒーローは初めてかも

Georeの父親の伯爵(Marry in Hastのヒーローの兄)は、遊びで農場主の娘を妊娠させたことが農場主にバレて結婚させられました。 結婚したことを社交界には内密にして、そのまま放蕩生活を続け若くして亡くなります。

Georeは祖父の農場で「男の子」として育ち、スカートはスースーするから嫌だと言う女の子になりました。ティーンになったころに、父の弟に引き取られてLadyとして暮らすようになったのですが、貴族社会に溶け込む気も無く、比較的自由に生きています。

一般的なLadyとは考え方も行動も違い、たぶん教養も足らない点がありそうなヒロインが公爵夫人としてうまくやって行かれるのか 少し心配になりますが。次第に彼女にべた惚れしていく公爵がうまくフォローしていきます。 いやぁ、前作Marry in Scandalでの二人の関係を考えるとオドロキですが、これがロマンス小説の楽しみの一つ

とても面白く読んだ記憶があるのですが、細かい点は思い出せず。
男前なヒロインを、大きな気持ちで支えていくヒーローが良かったです

彼女がDasiy(チャンス姉妹のヒロイン)に注文したウェディングドレスは誰もがあっと驚くもので、社交界で話題沸騰!なシーンがあったと思います。


魔法のキスは銀の瞳の伯爵と(ベルベット文庫)

魔法のキスは銀の瞳の伯爵と(ベルベット文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社クリエイティブ/集英社
  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: Kindle版



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