The Love Hypothesis [Contemporary]
博士課程の学生Olive Smith 26歳は、なんとなくデートしたJeremyのことを親友のAnhが憎からず思っていることを知りました。彼のことを何とも思っていないOliveは、AnhとJeremyが付き合い始めても全然気にならないのですが、AnhはOliveに遠慮してJeremyに声をかけられずにいました。
OliveはAnhの背中を押すために、研究所では優秀だけどちょっと煙たいと思われているAdam Carlsen教授 34歳と付き合っていることにしました。Adamにとっても偽装交際はメリットがあることだからと承知してくれ、学内のパワハラ、セクハラ規定に抵触ないように気配りをするなど協力的でした。交際を偽装するためにOliveがついたちょっとした嘘や、研究所内という非常に狭い世界のために二人のことがあっという間に全員周知のことになるなど、Oliveが思わぬ方向にことが進み始めます。
男女交際に不慣れな二人の仲がどう進んでいくのかコメディチックに進みます。
そして、研究所というアカデミアの狭い世界では、担当教授によって学生の運命がある程度決まってしまうこと、それを笠に着たセクハラ、パワハラを行う人間がいること。このあたりの話はダークな感じ
それぞれのバランスが良くて、とても楽しめました。
大学で理系の研究室に所属して卒論を書いた経験から日本でも、この作品と似たパワハラ、セクハラが起こるだろうな と感じました。
「男の男に対しての嫉妬ほど怖いものはない」と研究室界隈ではささやかれていた。何年もかけて計画的に足を引っ張るなどはフツーに起きるとか....
Title IX lawsuit (アメリカ合衆国の公的高等教育機関における男女の機会均等を定めた連邦法 のことらしい)が時々登場、これに違反すると一発アウトなのかな? 米国でも、こういった法律がないと機会均等は守られなかったということなのでしょうか?
ホットシーンは長いと言えば、長いかも
性的合意について、二人でいたすのは初めてのことなので、気が変わったら、いつでも止められる とか これは?していい? 嫌なことがあったら言って というコミュニケーションを取りつつ互いが楽しめるように進んでいくのが今風かな と感じました。
一昔前に流行ったボディス・リッパ―は、今の若い人にはあまり好まれないのかも と思います。
博士課程の学生と新進気鋭の優秀な教授の会話なので、学術的な語彙がポロポロでてきたり、研究内容に引っかけたジョーク?など、わからない所はあちこちにありました。それでも、面白い♪
OliveはAnhの背中を押すために、研究所では優秀だけどちょっと煙たいと思われているAdam Carlsen教授 34歳と付き合っていることにしました。Adamにとっても偽装交際はメリットがあることだからと承知してくれ、学内のパワハラ、セクハラ規定に抵触ないように気配りをするなど協力的でした。交際を偽装するためにOliveがついたちょっとした嘘や、研究所内という非常に狭い世界のために二人のことがあっという間に全員周知のことになるなど、Oliveが思わぬ方向にことが進み始めます。
The Love Hypothesis (English Edition)
- 作者: Hazelwood, Ali
- 出版社/メーカー: Berkley
- 発売日: 2021/09/14
- メディア: Kindle版
男女交際に不慣れな二人の仲がどう進んでいくのかコメディチックに進みます。
そして、研究所というアカデミアの狭い世界では、担当教授によって学生の運命がある程度決まってしまうこと、それを笠に着たセクハラ、パワハラを行う人間がいること。このあたりの話はダークな感じ
それぞれのバランスが良くて、とても楽しめました。
大学で理系の研究室に所属して卒論を書いた経験から日本でも、この作品と似たパワハラ、セクハラが起こるだろうな と感じました。
「男の男に対しての嫉妬ほど怖いものはない」と研究室界隈ではささやかれていた。何年もかけて計画的に足を引っ張るなどはフツーに起きるとか....
Title IX lawsuit (アメリカ合衆国の公的高等教育機関における男女の機会均等を定めた連邦法 のことらしい)が時々登場、これに違反すると一発アウトなのかな? 米国でも、こういった法律がないと機会均等は守られなかったということなのでしょうか?
ホットシーンは長いと言えば、長いかも
性的合意について、二人でいたすのは初めてのことなので、気が変わったら、いつでも止められる とか これは?していい? 嫌なことがあったら言って というコミュニケーションを取りつつ互いが楽しめるように進んでいくのが今風かな と感じました。
一昔前に流行ったボディス・リッパ―は、今の若い人にはあまり好まれないのかも と思います。
博士課程の学生と新進気鋭の優秀な教授の会話なので、学術的な語彙がポロポロでてきたり、研究内容に引っかけたジョーク?など、わからない所はあちこちにありました。それでも、面白い♪
タグ:america
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