SSブログ

Lady Mary's Dangerous Encounter [Historical]

Lord Stephen Stanhopeは外交官で、ウィーン会議への出席することになりました。出国の前に友人から、メイドもコンパニオンもつれずに単身ウィーンに向かった妹のLady Maryを守って欲しいと頼まれます。

Stephen よりも、何日か前に出発したLady Maryを追いかけて旅路を急ぎアルプスのとある山荘で彼女に追いつくことができました。

Lady Maryは、旅の道連れで親しくなった初老の家庭教師がいました。ところが、Lady Maryが高山病?で寝込んでいる間に居なくなってしまいます。山荘に宿泊している客や山荘のオーナーに、家庭教師のことを訪ねると「そんな人は始めからいなかった。あなたは高山病で混乱しているだけでは?」と言われて困惑していました。 家庭教師が雇った山越えのための人足も居ません。

家庭教師の身に何かが起こったと考えたLady Maryは、彼女を探しますが手がかりは全くなく、存在しない女性を探すLady Maryがおかしな女性となってしまいます。 そんな時に、山荘に到着した英国人のLord Stephen が、失踪した女性について親身に話を聞いてくれました。

そして、12月のアルプスの山荘は吹雪に見舞われ山越えの道は雪に閉ざされてしまいます。


Lady Mary's Dangerous Encounter (The Beresford Adventures Book 1) (English Edition)

Lady Mary's Dangerous Encounter (The Beresford Adventures Book 1) (English Edition)

  • 作者: Bolen, Cheryl
  • 出版社/メーカー: Dragonblade Publishing, Inc.
  • 発売日: 2021/08/10
  • メディア: Kindle版


The Beresford Adventuresの1作目
リージェンシーが舞台のロマンチックサスペンスなのかな? 殺人事件が起きます
ヒストリカルには珍しい雪山サスペンス、舞台は山荘の中に限定されるたま山での遭難とかはありません

消えた女性は誰でどこにいるのか?
Lady Maryの部屋への侵入者は誰?

など、いくつか不審なことが起き なんらかの陰謀が進んでいる様子が描かれます。
山荘のオーナー、宿泊客たち誰もが、怪しいと言えば怪しい言動

メインはMaryとStephenのロマンスなので、サスペンスを読み慣れた人なら犯人はアッサリと見当がつくかも?

ヒロインは降るようにあった結婚の申し込みを片端から断って、現在21歳。思いついたら即行動なタイプだけれど、単身でウィーンに向かう以外の行動は割と常識的なので安心して読めます。金髪碧眼の典型的英国美人タイプ

ヒーローは仕事一筋の外交官、いつかは結婚するけれど今は考えていないアラサー

2人で謎解きをするうちに絆を深めていって というお話です。

セダン?に乗ってアルプスの山越えをする描写が珍しい。セダンを担ぐ人足は女性は2人、小柄な男性は4人、普通以上のサイズの男性は6人ですって! いったい日当はいくらかかったのかしら? 他に荷物を運ぶ人?馬?も必要だし、御大尽でないと無理ですねー

Kindle Unlimited 対象、現在の価格は109円!
英語はシンプルで読み易いと思います。珍しいヒストリカルの雪山サスペンスが気になる人におススメ
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。