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The Difference One Duke Makes [Historical]

London, February 1816

Marcus Beecham中佐は、実家のWarwick公爵家へ戻ってくるよう連絡を受け帰省しました。そこで、兄Caiusが亡くなり現在は自分が公爵になったことを知ります。トラファルガー海戦で左腕を失ったものの、軍人として国に奉仕する生涯をおくるつもりでいたMarcus は、公爵としての義務を果たすように求められて戸惑います。

Miss Penelope Peaseは、先代のDuke of Warwickに社交的に破滅させられました。社交の集まりでは浮いた存在で男性から不愉快な扱いをされることもあります。このため、人のいない所で時間を過ごそうと入った図書室にいた先客は、幼馴染のMarcus でした。


The Difference One Duke Makes (Reckless Brides Book 7) (English Edition)

The Difference One Duke Makes (Reckless Brides Book 7) (English Edition)

  • 作者: Essex, Elizabeth
  • 出版社/メーカー: Oliver Heber Books
  • 発売日: 2022/11/21
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited で読みました。

Reckless Brides の7作目
120P程度の短編、バレンタイン物のようです
1作目の Almost a Scandal で、ヒロインのSallyと同じ見習士官だったMarcus Beechamがヒーロー、1作目の11年後のお話です。

幼馴染との再会もの
互いが現在の自分自身はドン底で価値が無いものと思い込んでいるところから始まります。短編と言うこともあり登場人物は少なく二人のやり取りが中心です。子供のころの楽しかった思い出を共有する2人が10年以上を経過して再会。離れていた間に自分のみに起きた最悪のことを打ち明けられるようになるまでの、関係の進み具合も良かったです。

2人が出会ってからは特に大きな出来事があるわけではなく、それぞれの過去の清算というか、過去を過去として受け入れて新しく人生を歩み始めるまでのお話に感じました。

ただ、ヒーローの兄との関係から醜聞を読んだヒロインがと結婚したその後も何かと大変そうではあります。

タグ:Valentine
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