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A Wicked Kind of Husband [Historical]

--- 出版社サイトより ---

久々にロンドンを訪れたカッサンドラは、二年前に「形だけ」の結婚をして以来、別居していた、実業家の夫・ジョシュアと再会を果たす。
妹が社交界デビューするまでの期限付きで同居を始めるが、不作法で無分別な夫への苛立ちを抑えられない。
一方、暗い心の傷ゆえに他人を信用することができないジョシュアも、カッサンドラを邪魔者扱いした。
だが、ともに生活をする中で、互いの内面に惹かれ合った二人は「本当の」夫婦になりたいと願うようになり……RITA賞最優秀ヒストリカル長編賞受賞作!


A Wicked Kind of Husband (Longhope Abbey Book 2) (English Edition)

A Wicked Kind of Husband (Longhope Abbey Book 2) (English Edition)

  • 作者: Vincy, Mia
  • 出版社/メーカー: Inner Ballad Press
  • 発売日: 2018/10/05
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited で読みました。
H/Hともに家族に問題を抱えた状態からの便宜結婚物です。

先が気になって夢中になって読むほど面白かったのですが、登場人物に共感できる人がいなかったこともあり再読はしないかなぁ。H/Hの会話を歯に衣を着せずポンポン交わされて面白いと感じるか、そこまで言わなくていいことは言うのに、本音を互いに隠し続け嘘をいったりすることにイラっとするかで評価が別れると思います。

ヒロインの両親は跡取り息子を亡くしたことをきっかけに夫婦関係が破たん、父親は愛人を作った上に自殺、ヒロイン母はアヘン中毒に、妹たちは一家の財産を守るために好きでもない男と結婚した姉ことを顧みない無鉄砲な行動を繰り返し、ヒロインは屋敷と領地の管理にかまけて家族のことは放置

ヒーローは10代前半で父親の重婚が発覚して跡取り息子から私生児に幼い弟2人をつれて帰宅した屋敷は無人、ヒーロー母は娘だけを連れて屋敷から行方をくらました後でした。ヒーロー父は重婚発覚後に早々に元妻と子供達は見捨てて後継ぎをもうけるために再婚

みなさん、なかなか大きな問題を抱えています。

少しずつ問題が解決というか、確執を抱えている人達がそれぞれ相手ことを考えたり、自らの行動を振り返り自分に正直になることで、わだかまりが溶けたり、囚われ続けることがなくなる お話かな?

翻訳はこちら

不埒な夫に焦がれて (扶桑社BOOKSロマンス)

不埒な夫に焦がれて (扶桑社BOOKSロマンス)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2020/02/02
  • メディア: Kindle版



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