Where Angels go

Shirley, Goodness とMercy の三人の天使は、それぞれ１つづ人間の願いをかなえるためにクリスマスまでの１ヶ月間地上に降りることになりました。

Angels at Christmas: Those Christmas Angels\Where Angels Go (Mira Romance)

• 作者: Debbie Macomber
• 出版社/メーカー: Mira
• 発売日: 2009/10/27
• メディア: マスマーケット

高齢のHarry Alderwood は、心臓が弱っていて自分でも 今度のクリスマスが最後になるかもと考えています。ある日、医師に自分の状態を聞いたところ「正直なところ、遺された時間は短い」と言われた時、真っ先に心に浮かんだのは物忘れがひどく独りでは暮らせない愛妻の Rosalie のこと、遺された時間でRosalieが独りになったときに幸せに暮らせるようにとりはかろうと決心しました。 Harry の願いをかなえるのは Marcy。

犬が欲しい ９歳の Cater は、前から両親にお願いしていました。９歳になったらね。と先に延ばされ、誕生日がきたら、クリスマスになったらね。いよいよクリスマスとなったら、買えるようになったらね。と家の経済状態で叶いそうもありません。Cater の願いをかなえるのはShirley。

Beth Fischer は、仕事とオンラインゲームにいそしむ日々を送っています。若くして John と結婚した Beth は、あっという間に結婚生活は破たんして離婚 しています。母親からは早くJohnのことを思いきって、いい人を見つけて再婚しなさいと言われ続けています。Beth がのめり込んでいるオンラインゲームのパートナー Peter とは６カ月前からの付き合いで気心もしれていて、ゲームより彼とのチャットが楽しみだったりします。ある日、Bethが家族に再婚を勧められると初めて個人的なことをPeterに語ったところ、実は Peterも離婚経験者で家族に同じことを言われている と返事が来て、それ以降 二人の間の関係が変わってきます。Beth の母親の願いをかなえるのは Goodness。

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評価：B
Debbie Macomber のクリスマスものの１冊のようです。Those Christmas Angels と同様にShirley, Goodness とMercy の３人の天使が活躍します。シリーズなのかもしれません。Beth と Peter のお話以外は、ロマンスではないので 全体的にはホームドラマみたいな感じです。クリスマスの奇跡といった趣でよかったのですが、ロマンスが読みたい！ 気分の時には向かないかもしれません。
私が読んだ本は、Those Christmas Angels の合本 Angels At Christmas ですが、この本の裏表紙の解説が一部ネタばれなので読まない方がよいです。

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