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The Heir [Historical]

The earl of Westhavenは、公爵家の跡継ぎで父親にいつもうるさく早く結婚するようにと言われ、げんなりしています。実は、Westhavenは三男に生まれて跡取りになるなど予想もしていなかったのに、兄たちが次々と亡くなったことから公爵領への責任が圧し掛かってきたのでした。兄の死を悲しむ間もなく自分の義務と責任を果たすことで いっぱいいっぱいです。今年は結婚についてうるさい家族から距離を置くために真夏のロンドンで過ごしています。

Westhaven のロンドンの屋敷には有能なハウスキーパー Mrs. Anna Seatonがいて、快適な日々をすごせるのです。ある日Mrs. Seatonは、Westhavenがメイドに卑猥なことをしていると勘違いし、暖炉の火かき棒で力いっぱい殴りかかり、怪我を負わせてしまいます。自分の勘違いに気付いたMrs. Seatonが、Westhavenを親身に看病したことから、二人は話をする機会が増え、WesthavenはMrs. Seatonがハウスキーパーにしては教養も高く、上品であることに気が付きます。

The Heir

The Heir

  • 作者: Grace Burrowes
  • 出版社/メーカー: Sourcebooks Casablanca
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: マスマーケット


Mrs. Anna Seatonは上流の生まれですが、とある事情から追われており身元を偽ってくらしています。他人になりきり誰も信じない生き方をしてきましたが、Westhavenと話をすると偽りの仮面の下の本来の自分が現れてしまうことから危険を感じています。

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Anna が追われている理由は、ヒストリカルだとわりとありきたりな理由だったのですが、話がかなり進むまで引っ張ります。翻訳なら気にならないのかもしれませんが、読んでも読んでも理由が見えてこなく 私としては少々欲求不満な感じでした。(英語がもっと読めるようになりたいです)Annaが公爵夫人として相応しく、Annaなしでは生きていけないと感じてからのWesthavenの熱烈なアタックと、どんなにWesthavenのことが好きでも誰とも結婚できない訳ありのAnnaの恋模様はいいかんじでした。個人的にはラブシーンはもっと少なくてもよかったような気もしますが、このあたりは好みの問題でしょう。

すでに、翻訳されています。かなり直球なタイトルですね。

伯爵の求婚 (マグノリアロマンス)

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  • 作者: グレース・バローズ
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  • 発売日: 2011/08/09
  • メディア: 文庫



タグ:[B] Regency
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