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Bride of His Choice [Contemporary]

父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。だが、期待は見事に裏切られた。一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。 いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。「君と結婚したい」と。

邦題は「幸せの蜜の味」ですが、なんだか微妙な感じです。
全ての元凶はヒロインの父親で、ヒロインの家族はそれに縛られていたのかなぁ....
家族みんなが幸せに という大団円について、あり得ないと思うかあー良かったと思うかで評価が分かれそうです。


Bride of His Choice (Harlequin Presents)

Bride of His Choice (Harlequin Presents)

  • 出版社/メーカー: Harlequin Presents
  • 発売日: 2011/05/23
  • メディア: Kindle版


ヒロインの父は、後継者となる息子が欲しかったのですが、ヒロインの前に生まれたのは娘が4人でした。夫をつなぎとめるために何とか男の子をと思ったヒロイン母は、何をとち狂ったのか、息子が4人いるイタリア人の庭師と関係をもち 自分似の男の子が生まれることに賭けたようです。(信じられないくらい無謀な行動ですが、浮気性な夫の愛人に男の子が生まれたら離婚されるかも? と考えたりして、追い詰められてしまったのでしょうね。)

ヒロインの家族は全員このことを知っていて、母親も含め全員から愛情を注がれずに育ちました。

ヒーローも母親が浮気した結果生まれ、このことが原因で母親は離婚しています。ヒロインの父親の右腕となったヒーローは、初めて会った時からヒロインのことが好きだったのですが、ヒロインがまだ15歳だったこともあり、ある目的を達成してから気持ちを伝えようと時期をまちます。

ところが、ヒロインの父の遺言がヒーローの計画を狂わせます。その遺言とは、自分の娘のうちの誰かと結婚して息子を儲けたらすべてを譲る でした。ヒーローは、ヒロインに求愛する間もなく、結婚を申し込む羽目になってします。

また、ヒーローはある理由からヒロインの姉たちとは結婚できないのですが、このことをヒロインにズーッと隠していることから、終盤ひと悶着あります。(ヒーロー母の浮気相手は、ヒロイン父だったため、姉たちとは異母兄弟になることを、ヒーロー母と、ヒーロー以外は知りません。)

翻訳は現在 コミックのみのようです。

幸せの蜜の味 (ハーレクインコミックス)

幸せの蜜の味 (ハーレクインコミックス)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: Kindle版



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