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Never Trust a Rake [Historical]

「放蕩者を信じるな!」って、ものすごいタイトルですが
ヒロインは放蕩者で名高いヒーローのいうことが信じられなくて
互い好意を持っているのに気持ちがすれ違うお話です。

出版社のサイトより
放蕩伯爵デベン卿は30歳を迎え、跡継ぎをもうける必要に迫られていた。久々に舞踊会に足を運んで妻にふさわしい女性を見つけようとしたが、蜜に群がる蜂のように玉の輿狙いの浅ましい令嬢ばかりが寄ってくる。うんざりした彼が大広間からテラスに逃げだしたところ、妖精を思わせる娘、ヘンリエッタと出会った。田舎から出てきたばかりの彼女はロンドン社交界から冷遇され、テラスの植えこみの陰で涙に暮れていたらしい。デベン卿はヘンリエッタを妻にしようと心ひそかに決め、放蕩者として名高い彼に警戒の目を向ける彼女に話しかけた。「きみを光り輝く社交界の華にしてやろう」

春に翻訳が出版された「伯爵の花嫁候補」です。
翻訳が出版された時、原書の値段にちょっと足すと翻訳が買えたこともあって
読むのが楽な翻訳を購入しました。

数日前に、原書のkindle版が思わぬ低価格になっていたことから購入しました。
「伯爵の花嫁候補」はとても面白かったのですが、展開が少々唐突なところがあって
翻訳されていないところがあるのかなぁ と気になるところを読み比べてみました。


Never Trust a Rake

Never Trust a Rake

  • 出版社/メーカー: Harlequin Historical
  • 発売日: 2013/02/01
  • メディア: Kindle版


結果、予想通りところどころ訳されていない部分がありましたが
全部訳したら、それはそれで饒舌すぎな気もするので、
これでよかったのかも (^^ゞ

他に気づいたのは作者のミスなのかなぁ~ と思うところ

ヒロインの兄弟はみんなHで始まる名前という設定で、ヒロインが理由を説明しているセリフ が
このようになっていました。

Their names both started with the letter G, they decided the next generation must all take the next letter of alphabet.

母親の名前は出てこないので不明ですが、父親はSir Henry Gibsonで姓はGで始まるけど名前はH
最初の方に1回書いた父親の名前をうっかり忘れてたのでしょうか?
ヒーローの名前もJonathson Henry なので、作者はHenryって名前が好きなのかしら

翻訳では

「ふたりとも頭文字がHだから、子供の名前も全部Hにしようと決めたの」

翻訳では登場人物リストを作るから、翻訳者が気づいてセリフを変えたのでしょうね。



伯爵の花嫁候補 ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル

伯爵の花嫁候補 ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • メディア: Kindle版


長い原作をコミック1冊に納めているため、いろいろ改変されているはず。

伯爵の花嫁候補 (ハーレクインコミックス)

伯爵の花嫁候補 (ハーレクインコミックス)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: Kindle版



タグ:England [B]
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