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The Pregnancy Shock (The Drakos Baby - Book 1) [Contemporary]

出版社のサイトより ---
ビリーは八歳のとき、地中海に浮かぶ島に母と移り住んだ。よそ者であるうえに、母の奔放な行状のせいでつまはじきにされていた彼女を、一人の少年が救ってくれた。それがアレクセイ・ドラコス――ビリーの現在のボスだ。今や彼の個人秘書として、恋の後始末までも引き受けている。彼に焦がれながらも相手にされないつらさに耐えていたビリーは、あるとき母の愛人から乱暴されそうになり、思わずアレクセイの所有する大型ヨットに逃げこんだ。翌日、突然熱いキスで誘惑してきた彼にビリーは言った。「あなたが征服した女性の一人になるのは、いや!」


The Pregnancy Shock

The Pregnancy Shock

  • 出版社/メーカー: Harlequin Presents
  • 発売日: 2010/11/01
  • メディア: Kindle版



ハーレクインには珍しい2冊で1つのお話の全編です。
単に長編を分けて出版しただけなのかな?
本作は、二人が結婚するところで終わり、続きは
A Stormy Greek Marriageです。

以前どこかで、ハーレクインは物語の長さを問わず
ページ数が決まっていると聞いたことが有ります。
このため、分冊にしたのかなぁ?
ページ数を合わせるには、活字の大きさで調整ししているそうな。

日本では、活字のサイズで調整ということはせずに
長いものは適当に翻訳時に抜いて長さを調整しているらしい
確かに、Never Trust a Rakeは、所々訳されていないから
そうなんでしょう。
ヒーローが節操なくヒロイン以外の女性と付き合っていて
ヒロインが身近でそれを見聞きしているという設定のため
そこをなんだかなぁ~ と感じたら読まない方がいい本です。

ヒーローは最初からヒロインのことが好きで、多分女性として
愛しているのだろうことが読者にはわかるのですが、本人も
ヒロインも気づいていません。

ヒロインは、男にだらしない母の私生児のため近所の人たちから
蔑まれており、女性としての自己評価が不当に低いゆえに、
ヒーローの思いとは別の方向に行動してしまっている感じ。 

作者のリン・グレアムが描くヒーローは、ヒロインの気持ちなど
お構いなく自分の考えで、ヒロインを振り回すタイプが多く
正直好みではないのですが、なんとなく読むことに。

使われている単語は易しくはないのですが、文法的には平易で
読みやすい英文と思います。サクサク読んで、ラストの幸せな
二人に良かったね~ と思ってあとは忘れてしまうタイプのお話かなぁ。



永遠を誓うギリシア (ハーレクイン・ロマンス)

永遠を誓うギリシア (ハーレクイン・ロマンス)

  • 作者: リン グレアム
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2011/05/20
  • メディア: 新書


ボスのプロポーズ_永遠を誓うギリシア Ⅰ (ハーレクインコミックス)

ボスのプロポーズ_永遠を誓うギリシア Ⅰ (ハーレクインコミックス)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: Kindle版



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