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A Study In Scarlet Women [Historical]

1886年 イングランド

ホームズ家の末娘シャーロットは、社会が求める女性の枠にとどまることを良しとしていませんでしがが、自らが社会的に破滅して貧民街で暮らすことになるとは想像だしていませんでした。

ロンドンで三件の不審死が発生しシャーロットの姉と父が容疑者として浮かんでいることを知ったシャーロットは家族の汚名を晴らすべく真犯人を突き止めようと行動を起こします。


A Study In Scarlet Women (The Lady Sherlock Series)

A Study In Scarlet Women (The Lady Sherlock Series)

  • 作者: Thomas, Sherry
  • 出版社/メーカー: Berkley
  • 発売日: 2016/10/18
  • メディア: ペーパーバック


シャーロットが知り合い協力者になる裕福な未亡人はジョン・ワトソン夫人
軍医だった夫をアフガニスタンで亡くた元女優

ということでScarlet Womenとはこの二人を差しているのかなぁ
シャーロットは男性との醜聞
ワトソン夫人は女優だった過去
二人とも上流社会には受け入れてもらません

二人は協力して架空のシャーロック・ホームズが実在の人物であるかのように見せかけて
三件の不審死事件の調査とその片手間に個人的な調査依頼を受け始めます
実際に調査するのはシャーロット

本作はシリーズ一冊目ということもあって、登場人物の説明に関する描写が多く
序盤は話の展開がゆっくりに感じました
私が知らない語彙が多くて読むのに時間がかかったからかもしれません

シェリー・トーマスの母語は英語ではないそうです。これまでに、読んだことがある作家さんは英語を母語とする人ばかりだったと思うので、もしかしたら何か違うのかも?

謎解きに入ってからは先が気になってドンドン読み進め思いのほか早く読み終わりました。語彙をある程度覚えたからなのかも
面白かったー 登場人物がこれからどのように絡んでいくのか
Lord Ingram とシャーロットの関係はどうなっていく? 人見知りのシャーロットの姉は結婚できるの?  警部さんの今後は? など気になることが残っているので次の巻も読みます♪
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