あやまちの求婚は真夜中に：Hisa's book review：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

あやまちの求婚は真夜中に　[Historical] [編集]

--- 出版社サイトより転載 ---

19世紀イギリス。令嬢オーガスタは友人の日記をとり戻すため、ある貴族の田舎屋敷に滞在していた。友人はその日記のせいで脅され、結婚を無理強いされているのだ。

ハウスパーテイの夜、隠し場所である図書室に忍び込んだオーガスタだったが、そこヘなぜか同じく屋敷に滞在中のグレイストン伯爵がやってきて、捜索を手伝ってくれた。伯爵は評判の堅物で、花嫁探しのための“貞節な”女性のリストを作成していると噂されていたが、ヘアピン1本で難なく鍵を開けてみせた。

意外な姿に驚くオーガスタだったが、その後さらなる衝撃が待っていた。日記を友人に返して数日後、かねてから伯爵の花嫁候補と噂だった美人の従妹ではなく、自分との婚約が新聞に告知されると聞いたのだ。オーガスタは結婚を承諾したおじが勘違いしたのだと思い、取り消そうと決意するが……。

無鉄砲な令嬢と謎めいた伯爵。ふたりの恋の行方は――？

アマンダ・クイックの傑作ヒストリカル！

あやまちの求婚は真夜中に (ラズベリーブックス)

出版社/メーカー: 竹書房
発売日: 2020/06/10
メディア: 文庫

Kindle Unlimited で読みました

まさか自分がグレイストン伯爵の「花嫁探しのための“貞節な”女性のリスト」のトップに掲載されているとはしは夢にも思わないオーガスタ、冒頭は彼女と伯爵の頓珍漢な会話が面白い。本の紹介文ではこの先の展開にまでは触れられていませんが、サスペンス風味のストーリーです。

ヒロインの兄がどうして殺されたのか？犯人は誰なのか？
ヒーローが追いかけている売国奴の正体は？
この２つの謎を二人が突き止めようとするのと、オーガスタとヒーローの前妻の女の子メリッサとの交流など、いろいろ盛りだくさんでテンポよくお話が進みます。

この時代の、アマンダ・クイックの作品は好み
何作か図書館で借りて読んだため、手元にないのが残念

原作はこちら