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妻に恋した放蕩伯爵 [Historical]

--- 出版社サイトより転載 ---

社交界きっての放蕩者ジェイソンは父親の死により伯爵位を相続することになった。しかし、財産すべてを相続するには条件がつけられていた。亡き父の名づけ娘、オリヴィアとの結婚だ。花嫁は会ったこともない学者の娘と聞いたジェイソンは、気乗りしないまま酩酊状態で式に現れ、書類にそそくさとサインすると、初夜の務めも果たさずロンドンに舞い戻った。

数カ月後、ジェイソンは領地に置き去りにしてきた妻だとは気づかず、旧姓でロンドンの社交界に現れたオリヴィアに恋をしてしまう。夫が自分の顔すら覚えていないことを知ったオリヴィアは怒りに震えるが……。この恋と結婚生活の行く末は……?


妻に恋した放蕩伯爵 (ラズベリーブックス)

妻に恋した放蕩伯爵 (ラズベリーブックス)

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited で読みました

事あるごとに父親に逆らってきたヒーロー
父親の遺言が、父が決めた婚約者と結婚しないと「限 嗣 相続分 を 除く すべて の 土地、 収入、 財産 は 相続 から 除外」! 荒れに荒れて深酒の末、酩酊状態で花嫁の顔も姿もよく見ないまま手続きだけして花嫁を置き去りにして単身ロンドンへとんぼ返り( ゚Д゚)

ここまでのヒーローの行状をどのように感じるかで面白いか否かが別れるかも
ヒロインの元へ向かう途中の宿屋で女中さんと遊んじゃうので、そこの所ダメな人いると思います

ヒーロー評価最低から、少しずつ挽回していく系

領地でしばらく妻の仕事に励んでいたヒロインがロンドンにいる友人の侯爵夫人の所に来てから、妻に一目惚れしたヒーローの涙ぐましい努力を、バカだなぁとかアホやなぁと肝要に受け止めればその先も楽しめると思います。

放蕩者と呼ばれるヒーローですが、当時の社交界の常識で許される範疇でそこそこ遊んでいただけなので、社交界での評判は悪くない設定です。

ヒロインは若くして母親を亡くし、父親はその悲しみに浸るあまり娘の養育や教育はほぼ放置し、しかるべき年齢になっても社交界デビューもさせなかった。 当時としては、常識はずれの家庭で育ちました。それでも、彼女は結婚願望も特にない所に父親が夫を見つけてきたため結婚することになりました。

音楽の才能に溢れたヒロインがヒーローに次第にほだされていく流れかな

結婚 にまつわる ドタバタ を 描い た〝 Marriage Mart Mayhem〟 シリーズ の 一 作 目
原書は七作まで出版済みとのこと
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