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伯爵家の家庭教師(ガヴァネス)は逃げだした令嬢 [Historical]

--- 出版社サイトより転載 ---

1888年、ロンドン。アメリカの大富豪令嬢アレクサンドラは、侍女の服で変装して逃げだした。イギリス貴族と縁続きになりたい母親が連れてくる夫候補はろくでなしばかり。赤ら顔の中年子爵に襲われそうになったアレクサンドラは、滞在していたホテルを抜けでてひとり蒸気船でアメリカに戻るつもりが、財布も乗車券も盗まれてしまう。

さらに酔っ払いに絡まれて道路を飛び出したところを、別の男性にぶつかって気絶してしまった。その男性、トーマス・カーライルは倒れた女性を無下にできず、介抱してくれた。

やがて彼の妹たちの家庭教師(ガヴァネス)が次々やめて困っていると知ったアレクサンドラは、旅費を稼ぐため、そして富豪令嬢失踪の噂でもちきりのロンドンを離れるため、正体を隠して田舎の地所へ行くことにした。ところが、ただの肖像画家だと思ったトーマスは、実はロングフォード伯爵で……。


伯爵家の家庭教師は逃げだした令嬢 (ラズベリーブックス)

伯爵家の家庭教師は逃げだした令嬢 (ラズベリーブックス)

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2018/12/10
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited で読みました

ヒーローもヒロインも互いに嘘をついていて、先にヒーローの嘘がバレ
そのタイミングでヒロインも正直に白状しておけばよかったのに なお話

新大陸の富豪の娘が莫大な持参金とともに英国貴族に嫁ぐ!
聞いただけで苦労しそうな結婚生活.....

家庭教師(governess)としてヒーローの妹たちと良い関係を気付いていくヒロインが素敵です。高飛車だったりイングランドの習慣を否定しまくる新大陸の富豪の娘がたまに出てきますが、そんなこともなく常識的でしっかりした女性です。 個人的にポイント高い!

ヒーローの屋敷の近くの侯爵家と絶縁状態になっているわけとその解決は、わりとアッサリだったかも
ヒロインが来たことでヒーローの屋敷の雰囲気が少しずつ良くなっていく様子にわくわくしたところで、嘘がばれて....は定番の展開 でも、あまりベタだとは感じませんでした。

アレクサンドラの妹マデレンと、トーマスの親友として重要な役割を担ったソーンダーズ伯爵チャールズ・グレイソンの愛の行方を描く第二作も楽しみ♪


Runaway Heiress: A Dare to Defy Novel (English Edition)

Runaway Heiress: A Dare to Defy Novel (English Edition)

  • 作者: James, Syrie
  • 出版社/メーカー: Avon Impulse
  • 発売日: 2018/06/12
  • メディア: Kindle版



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