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公爵の甘美な手ほどき [Historical]

--- 出版社サイトより ---
良家の子女として育ったエリザベスだが、継父に辛く当たられ、ついに借金のかたとして、放蕩者と悪名高い公爵ジェルベイズに体ごと差し出されてしまった。
この機会に高級娼婦になって自立しようと決意した彼女は、処女の自分に官能の手ほどきをすることを公爵に依頼する。
一方彼女の言語能力に偶然気づいた公爵は暗号解読者として彼女を雇うが、解読された暗号文書は大英帝国を揺るがす事態を告げる。
互いの秘密による不信、官能のレッスン、さらに感情が絡み――二人の協力は英国を救うのか、そして恋の行方は?


公爵の甘美な手ほどき (扶桑社BOOKSロマンス)

公爵の甘美な手ほどき (扶桑社BOOKSロマンス)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2021/01/31
  • メディア: Kindle版


設定から予想した通り、ホットなシーンが多目 (苦手な方は読まない方が良いと思うくらい)
サスペンスは、ロマンスとしては割としっかりしてる方かも
先が気になって、ほとんど一気読みしました 面白かった!

ロマンスに時々ある姉妹のうち美人な方をとても優遇するのは
お金がないなら美貌で金持ちの夫を捕まえて、一族の生活向上が一般的に考えられる社会なので理解できます。でも、本作のヒロイン母のヒロインへの仕打ち(借金のかたに売り飛ばす相手の家で奉公)があまりにもなのは なんでかなぁ....と不思議に思いながら読みました。(最後になんとなく理由がわかりましたけど、私には後味が悪かった)

ヒロインは複数の言語に通じ、パズルを解くのも得意と頭が良いのに男女の間の感情には疎く、そこがヒーローには壺だったのかも。ヒーローも放蕩公爵と呼ばれているものの、実際はそんなでもなくヒロインにはヘタレと普通?

翻訳物にありがちな、各キャラクターの一人称問題
当然ながら英語では誰でも I なところをどう訳すか
うーん 公爵が「俺」はちょっと違う感じがあるけど、プライベートで心を許した人の前でなら有りなのか...
どうなのでしょうね? 

タグ:England Suspense
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