Lord and Lady Spy

イングランドのエージェントSaintは、ターゲットを捕捉するために寝室のクローゼットに潜んでいました。ターゲットが現れ、いざという時に同じくイングランドのエージェントWolfが寝室に押し入って　あっと言う間に逮捕してしました。長い間の捜査と追跡が水の泡となりSaintは悔しくてなりません。

おまけに、ナポレオン戦争が終結したことにより、イングランドはエージェント削減を決め彼女はリストラされてしまいます。したか無く家に帰りLady Sophia Smytheとしての生活を始めますが、張り合いのない日々にうんざりしてます。そんな時、エージェント仲間から深夜にとある場所に来るようにとのメッセージを受けとります。

夜中にコッソリ家を忍び出て指定の場所に到着したら、そこにはなんと夫のLord Adrian Smytheが！　しかも彼もエージェントの一人！　最後に現れた総理大臣からは殺人事件の捜査を依頼されました。二人は、彼に先に解決したほうをエージェントに復帰させることを確約させ、それぞれ捜査に乗り出します。

Lord and Lady Spy (English Edition)

• 作者: Galen, Shana
• 出版社/メーカー: Sourcebooks Casablanca
• 発売日: 2011/09/06
• メディア: Kindle版

インランドのスパイがH/Hのシリーズ物のようです。

スパイ一家生まれのヒロインと父親が売国行為によって処刑されたヒーロー
互いにエージェントであることは、知らせていません。諜報活動にあたっているときはヒーローはいわゆる紳士の趣味や遊び、ヒロインは慈善活動に奔走している　ことになっています。（いや、バレるだろ？と思うのだけど....）

結婚生活に何の問題もなく過ごしていた二人ですが、流産を繰り返したことからヒロインが夫婦生活に消極的になりギクシャクし始めます。この点の修復と殺人事件の捜査が並行して進んでいきます。

読みやすい英語でサクサク読めた印象
ヒーロー寸止めなホットなシーンが割と多かった...　捜査についてはロマンスの添え物な感じで、ミステリーやスパイものを読み慣れた人には物足らないかもしれません

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