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Penelope and the Wicked Duke [Historical]

Miss. Penelope Reid は、インドのマハラジャの娘と英国士官の間に生まれ何不自由なくインドで暮らしていました。ところが、ある日大地震で両親が死亡し孤児となってしまいます。Penの後見人となった、Mr. Marcus Smithに連れられてイングランドへ帰国した後、寄宿舎付き女子学校に入学します。

学校にいる間、Penは初恋の人Marcusからの手紙や訪問、学校が休みの間にロンドンの屋敷への招待を待っていましたが、本人から何の連絡もありません。社交界にデビューする年齢になったPenはMarcusに思いを伝えようと学校を抜け出して単身ロンドンに向かいました。

Lord Archibald Alworthは、ロンドンの通りでみすぼらしい身なりの男の子とぶつかります。直ぐに女の子だと気づきますが、知らぬふりをして彼女の立ち回り先に出没しては手助けをします。

初恋の女の子がアッサリ別の男と結婚してしまったことを引きずっているAlworthは、恋愛はしないと心に決め、社交界で軽いお付き合いをしつつも、いずれはそれなりの妻を迎えなければと考えています。

ロンドンでPenが次から次へと起こす騒動(Marcusの捜索の過程で決闘やら賭博の勝負やらに巻き込まれる....)を娯楽の様に楽しんでいたのですが、次第に彼女に惹かれていきます。また、Penも何くれと面倒を見てくれるAlworthのことが気になり始めます。


Penelope and the Wicked Duke: The Wishing Well Series (English Edition)

Penelope and the Wicked Duke: The Wishing Well Series (English Edition)

  • 作者: Laporte, Sofi
  • 出版社/メーカー: Lapuerta Publishing
  • 発売日: 2021/10/18
  • メディア: Kindle版


ちょっとネタバレ


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Birdie and the Beastly Duke [Historical]

男爵令嬢The Honorable Roberta Talbot(Birdie)は、父親が財産を全てギャンブルで失った挙句に自殺したため、家計を助けるため家庭教師をしています。今は、新しい雇い主の屋敷に向かう途中です。同じ馬車に乗り合わせた若い女性が泣き続けていることを心配し、宿屋での休憩時に声をかけました。

Miss. Cecily Burnsは、両親を失った後牧師夫妻に引き取られて育ちました。牧師の息子と恋仲になり結婚の許しを得ようと考えていたところ、亡き父親の親友の息子から「父親同士が結婚の約束をしていたので、スコットランドへ来て欲しい」との手紙が来たのです。どうすることもできないCecily は見知らぬ婚約者のもと向かうしかありませんでした。

とにかく結婚がしたいBirdieと、婚約者と結婚したくないCecily の利害が一致、二人は入れ替わることになりました。

Captain Gabriel Eversleighは、彼はウォータールーの闘いで自分の指揮下一団をすべて死なせたのに、自分だけが生き残ったことに大きな罪悪感を持って戦争から帰国しました。自分も縁戚にあたることを知らなかったくらい遠縁のDunross公爵家の跡取りであると知らされます。公爵などにはなりたくないし、人ともかかわりたくない彼はさびれたスコットランドの城に引きこもっていました。

結婚する予定も毛頭なかったのですが、父親の遺言を果たすため、見知らぬ婚約者へ手紙を送り彼女の到着を待っています。 こんな辺鄙な城に花嫁を住まわせるはかわいそうだと考え、贅沢をしなければ十分暮らせるお手当を渡して好なところで好きに生活させようと考えています。


Birdie and the Beastly Duke: The Wishing Well Series

Birdie and the Beastly Duke: The Wishing Well Series

  • 出版社/メーカー: Lapuerta Publishing
  • 発売日: 2023/08/17
  • メディア: Audible版


ちょっとネタバレ


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