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Birdie and the Beastly Duke [Historical]

男爵令嬢The Honorable Roberta Talbot(Birdie)は、父親が財産を全てギャンブルで失った挙句に自殺したため、家計を助けるため家庭教師をしています。今は、新しい雇い主の屋敷に向かう途中です。同じ馬車に乗り合わせた若い女性が泣き続けていることを心配し、宿屋での休憩時に声をかけました。

Miss. Cecily Burnsは、両親を失った後牧師夫妻に引き取られて育ちました。牧師の息子と恋仲になり結婚の許しを得ようと考えていたところ、亡き父親の親友の息子から「父親同士が結婚の約束をしていたので、スコットランドへ来て欲しい」との手紙が来たのです。どうすることもできないCecily は見知らぬ婚約者のもと向かうしかありませんでした。

とにかく結婚がしたいBirdieと、婚約者と結婚したくないCecily の利害が一致、二人は入れ替わることになりました。

Captain Gabriel Eversleighは、彼はウォータールーの闘いで自分の指揮下一団をすべて死なせたのに、自分だけが生き残ったことに大きな罪悪感を持って戦争から帰国しました。自分も縁戚にあたることを知らなかったくらい遠縁のDunross公爵家の跡取りであると知らされます。公爵などにはなりたくないし、人ともかかわりたくない彼はさびれたスコットランドの城に引きこもっていました。

結婚する予定も毛頭なかったのですが、父親の遺言を果たすため、見知らぬ婚約者へ手紙を送り彼女の到着を待っています。 こんな辺鄙な城に花嫁を住まわせるはかわいそうだと考え、贅沢をしなければ十分暮らせるお手当を渡して好なところで好きに生活させようと考えています。


Birdie and the Beastly Duke: The Wishing Well Series

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  • 出版社/メーカー: Lapuerta Publishing
  • 発売日: 2023/08/17
  • メディア: Audible版


ちょっとネタバレ


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